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#オリキャラ注意
透花
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kurumi
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コメント
1件
第3話、読ませていただきました! 酒呑童子、思ったより優しいんですね…!「云いたくねェなら無理に聞かねェよ」って、ああいう距離の取り方、すごく人間味があって好きです。主人公の不安そうな様子と、お腹が減ってるのを隠すところも切なくて…。最後の匂いに誘われて歩き出す描写、続きがすごく気になります!次話も楽しみにしてますね🌷
「こ、ここは……?」
僕は困惑しながらもその大きくて立派な社を見た。そして、社の少し奥にはもっと立派で鬼の棲家らしい日本家屋があった。
「あァ?見たら判ンだろ。俺ン家だ俺ン家。」
鬼は平然としながら続けた。そのまま社を通り、日本家屋のドアをガラガラっと横に開け、入っていく。僕が中々入らないからか、鬼は振り返ってムスッとした顔で睨んだ。
(ッ……!お、怒ってる…?!どうしよう、僕変なことを…?!)
「オイ、待たせンな」
僕はその少し低い声にビクッとしながら恐る恐る玄関から部屋の中に入っていく。部屋の中は村でお目にかかることのないような汚れが一つもなく綺麗で広い家だった。
僕が部屋をキョロキョロと見ていると酒呑童子
酒呑童子は着いてこいと言わんばかりにヅカヅカと前を歩いた。
(これは…ついて行かないと、なのかな…?)
僕は少し不安になりながらも彼について行った。少し歩いて彼が障子の前で止まって、勢いよくスタンッと開けた。そこには畳が敷き詰められていて、卓袱台と少し上等そうな座布団が1つ置いてあった。端には同じような座布団が何枚か重ねられていた。
(…思ったけど、なんで僕ここに……?)
不安がりながら酒呑童子
酒呑童子を見上げて少し首を傾げた。酒呑童子
酒呑童子はそんな僕を気にせずに重ねられていた座布団を一つ取って畳の上に置いて、元々置いてある座布団にドサッと胡座をかいて座った。
僕はどうすればいいのだろうと立ち尽くしていると
「オイ、何突っ立ッてンだ。ほら、座れよ」
彼はトントンと置いた座布団を叩いて僕を見る。僕は何故そんなことをしてくれるのだろうと疑問を持ちながらその座布団に正座で座った。
「手前…なンで彼奴らに疫病神ッて云われてンだ?」
彼は僕の痣を隠している包帯を見ながら続けた。
「…其の包帯、関係あンのか?」
「…これは、その……」
僕は言葉が出ず、こくりと小さく頷いた
「ふぅん…?まァ、云いたくねェなら無理に聞かねェよ。腹減ってッか?」
彼はぶっきらぼうに言った。僕はお腹の減り等聞かれて目を丸くした。
(何故、僕にそんなことを聞いたんだ?確かに減ってはいるけど……分からない。何を食べさせられるんだろう…少し怖いな…)
僕は素直に伝えず首を横に振った。
「そーかよ」
ふんっと彼は鼻を鳴らして、立ち上がってどこかに行ってしまった。
(怒らせて…しまった……?!!)
少し経った後、少し向こうからトントンと小気味よい音が聞こえた。そしていい匂いも漂ってきた。僕はその匂いを辿って行った