⚠︎御本人様には一切関係ございません⚠︎
こちらの作品はwrwrd様の小説版創作ドラマとなっております。
登場人物に出てこない方がいるかもしれません。
公式の情報をアレンジしている箇所がある可能性がございます。
ご理解頂けますと幸いです。
・腐等の要素は一切 含まれておりません
・軍パロ
・sha様が主人公 となっております
キャラ崩壊や誤字脱字等あるかもしれませんが、ご了承ください。
それではどうぞ、ご覧下さい。
tn視点
shaが此処を抜けたい…か…
この前の質問もそういう事やったんかな…?
“忘れてほしい”
その言葉が俺には彼奴の本音には聞こえなかった
あの時俺は
“助ける”
そう、宣言した
だから、何がなんでも助けてやるからな…!!
俺は昔から無意識に無茶をしてしまう性格らしい
自分の身体や心が壊れてしまうギリギリまで自分で自分を追い詰めてしまう癖がある
癖ってホンマに怖いもんで、直そうと思っても中々直せへんのよ
今は大分ましになったけど、それでも倒れてしまう時がある程だ
俺がここまでましになったのにはshaが関係してくる
俺が軍に入った頃、まだ全然人が居なかった
grと俺、knが居ったな
その頃俺はしょっちゅう倒れとった
knもgrも俺が倒れないように最善を尽くしていたらしいが、俺のやる書類の量は変わらない
俺は書記長だから
人より少し書類の量が多く、他の人の書類の確認作業もしなければならない
俺に休む時間は無かった
少し経った時、shaとutが入ってきた
当時は
“また俺の負担が増えるんか…”
そんな事を思っていた気がする
だが、思っていた事とは違い
shaは物覚えが早く、書類作業をよくこなしてくれた
飲み込みが早いからか、ミスも他の人より少なかった
そんなshaと違い、utは物覚えが凄く悪かった
最初は頑張って覚えようと頑張ってくれていたようだが、いつの日かサボるようになった
そのサボった書類は俺に回ってくる
そして
俺の仕事がまた増えた
幹部の人が増えてくると、grは気を緩みだし書類をサボる事があった
utも相変わらずサボり、他のメンバーもサボる人がちょこちょこといた
全員のサボった書類が俺に回ってくるため、余計休む時間など無くなり
ずっと寝ていなかった
偶に1、2時間仮眠する程度だった
そんなだから身体もすぐ限界が来るわけで、最初の頃より倒れる頻度が増えた
そんなある日、shaが俺に話しかけてきた
コンコン
sha「入んで〜?」
tn「…おん」
ガチャ
sha「…あちゃ〜、荒れてんね〜」
そう言いながら俺の部屋をキョロキョロと見渡す
sha「…tn、また寝てへんやろ?」
tn「…」
黙々と俺は仕事をする
寝れへんのは、お前らのせいやってんに…
sha「…ハァー、」
sha「これ、書類置いとくからな」
tn「…ん、」
ガチャ
shaが出ていった
これで、静かになったわ…
そう思いながら、仕事をしていた
少し経ってから誰かがまた来た
ガチャ
sha「よいしょッと、」
tn「…」
またshaか
何回来んねん
sha「はい、これ」
カタンッ
俺の机の上にshaが何かを置いた
見てみると、ケーキだった
それも2人分
sha「ケーキ、嫌いちゃうかったやろ?」
tn「…まぁ、」
なんでいきなりこんなん持ってきたんやろ…
sha「偶には息抜きも必要や!」
sha「な?」
そう言い、首を少し傾げて此方を見てくる
tn「…俺にそんな息抜きする時間無いねん」
tn「帰ってくれ」
sha「まぁ、まぁ、そんな事言わんとさ〜、?」
sha「おりゃッ!」
tn「?!」
shaは、俺の口に無理やりケーキを1口、突っ込んできた
tn「…ŧ‹”ŧ‹”」
sha「俺もたーべよッ!」
sha「ŧ‹”ŧ‹”」
sha「ん!美味いなこれッ!」
笑顔でそう語りかけてくる
確かに、このケーキは美味い
tn「…こんなん、うちの軍に置いとったんやな」
sha「んふふ、w」
sha「多分これな、grが買ってきたやつやでッ!」
少し小さめの声で俺に言ってきた
tn「ッ?!」
tn「ゲホッゲホッ、」
こ、これgrが買ってきたやつなん?!
此奴…何でそんなん持ってきとんねんッ!
怒られるやろが…ッ!
sha「まぁまぁ、俺が何とか言っとくからだいじょーぶやってᐢoᐢ」
tn「…大丈夫ちゃうやろ…」
sha「それよりッ!」
sha「今日までに終わらせなあかんのってどれなん?」
tn「は、?何でお前に言わなあかんねん」
sha「ええからええから〜」
tn「…これ全部やけど」
sha「…ん?」
sha「こ、この山の様に積まれてるの全部、?」
tn「せやで」
tn「俺はこれやらなあかんねん」
tn「せやからはよ出てってくれん?」
…
少し、強く言い過ぎたか、?
いや、でもこんくらい言わんと出てってくれんか…
sha「…よーいしょッと、」
shaはズルズルと椅子を持ってきた
tn「?」
tn「何しとるん?」
sha「え?」
sha「そんなん決まっとるやん」
sha「2人でこの書類終わらすで!ニコッ」
tn「?!」
2人…?
sha「ん〜…じゃあ、俺これやっといてもいい?」
tn「え、あ、うん…?」
sha「おっけ〜」
sha「〜♪」
いや、何こいつ俺がやるつもりやった書類やってんの、?
え?
ん?
状況が上手く飲み込めんのやけど??
tn「え?」
sha「ん?」
tn「な、なんで俺の書類やってるん、?」
sha「え?」
tn「え?」
sha「いや、そりゃだって、あれやん」
sha「tn顔色悪いし、2人でやった方がはよ終わるやろ、?」
sha「それにこの書類彼奴らの代わりにやっとるんやろ、?」
sha「tnがやるもんちゃうやん」
sha「やから、俺も一緒にやってtnをはよ寝かすのッ!! 」
tn「ッ、」
なんで、此奴はこんな事してくるんや…ッ
俺を、はよ寝かすため…?
そんなん、どうでもいいやろ、
tn「…ッ、自分が、休む時間減るだけやん…」
tn「お前が一緒にやるメリットないやん…(ボソッ」
一瞬、shaの動きが止まった
少し、戸惑っているのだろうか、?
sha「…自分の時間よりも、大切なもんが俺はあると思うねんな」
…?
shaの顔を見てみると
何処か遠い目をしていた
まるで、昔の事を思い出している様な
そんな目をしていた
sha「俺は、自分の時間とかそんなんより仲間の助けになりたい」
ッ…?
sha「…tn、お前は無理しすぎやで、?」
tn「ッ…、 」
sha「お前は優しすぎんねん、w」
sha「もっと彼奴らに言ってええねんぞ?w」
sha「”書類やれやこのクソ野郎共がッッ!”」
sha「くらい言っちゃえよ、w」
tn「…ッw」
まぁ、…たしかに、?w
sha「お前は他人に優しい、でも自分にも優しくしてあげーや?」
sha「お前の身体は、とっくに悲鳴あげとるやろ?」
tn「ッ…」
何も、言い返せない
shaの言っていることが正しいとは言いきれない
が、言葉が出ない
何も、言い返す言葉も浮かばない
sha「…俺は、自分のメリットとかそんなんよりも自分の大事な人を護る方を優先すんねん」
大事な…人…
sha「お前が困ってたら、顔色が悪かったら俺は直ぐに駆けつけて助けるよ」
tn「…」
sha「だから、俺を頼ってなッ!ニコッ」
頼る…か…
sha「ま、お前は頼らんか、w」
そうやな、俺は滅多に人に頼らへん
sha「…ん〜、」
shaは少し考える動作をし、また口を開く
sha「俺が、tnの危険を察知して、駆けつけて、お前を助けたるわ!w」
sha「心に誓う!ニカッ」
tn「…ッw」
tn「むりやろ、w」
sha「え〜、?」
sha「酷いなぁ、ほんまに思っとるんに〜?」
tn「はいはい、w」
tn「ありがとさん」
sha「!」
sha「うん!ニコッ」
此奴は、何でこんなにも難しい事をいとも簡単に言う事が出来るのだろう
どうして、その向日葵の様な笑顔を此方に向けるのだろう
どうして、…
俺の事を救おうとするのだろう
全ての行動が理解できない
だが、俺はこの時確実にshaに心が救われた
shaの 笑顔 に
言動に
そして
行動に
心の鎖が取れたような、そんな開放感が俺を包んだ
その日は、俺とshaで書類を終わらせ
俺は久しぶりにしっかりと寝ることができた
寝る直前までshaは俺の隣に居た
俺がちゃんと寝ないとでも思っていたらしい、w
次の日の夕方迄寝てしまった
でも、久しぶりに寝たおかげか身体も心もすっきりした
shaは人の事をよく見ている
そして、少しでも何時もと違う様子があればその人の元へと駆けつけ、助ける
俺はこの前も助けられた
そんな優しい心の持ち主だ
皆、そんな彼の性格を理解している
そして、助けられている
だからshaは俺達にとってかけがえのない存在で、俺らの太陽だ
いくら煽られても、ムカついても憎むに憎めない
それ程までにshaは皆に愛されている
でも彼はそれに気づいていない
気づこうとしない
彼奴は自分を犠牲にしすぎてる
俺には
“自分にも優しくしてやれ”
とか言っていた癖に彼奴が1番自分を大切にしていない
自分の事は二の次だ
俺らの事が彼奴の中では最優先らしい
俺は、彼奴が昔っから心配だった
何時か、壊れて居なくなってしまいそうだったから
それが、まさに今なのでは無いか、そう思っている
俺はshaに助けられた身だ
shaを助けない義理がない
何より、俺はshaが居ないとやっていけなさそうだしな、w
俺は静かに席を立ち、zmに続いて部屋の外へと出て行った
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𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ??「俺は、”愛”を知らんから…ッ」
ෆ300
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