テラーノベル
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「ここね」
鍵を開けて入る。
「へぇ〜結構広いんだ」
「はー…こんななんだ」
「日高くんも初めて?」
「あ、当たり前だよ!」
荷物を置いたら探検だ!
「お風呂見てみたい!」
「あっ、香川さん!」
日高くんも付いてくる。
「わー!広い!ね、あとで一緒に入ろうよ」
「えっ!えぇ!?」
栓をして蛇口を開く。
「次はベッド!」
「あっ、待って」
「ベッドも広いね」
「うん…あっ」
ん?あぁ、ベッドの頭のとこにコンドーム。
ふふっ、焦ってかわいい。
「そこの…それなんだろ?」
小さいロッカーみたいな…
「自販機?なになに…?あっ、大人のおもちゃってやつじゃない?」
二人で中を覗いてみる。
ピンクローター、バイブ、コンドーム、あれは…ローション?、あとはなんだろう?
「わっ!エッチなのばっかり!?」
「何か使ってみる?(笑)」
「な、何言ってるの!?」
「あはは」
でも…興味あるな。あとでまた見てみよ。
「じゃあお湯が溜まるまでご飯でも食べようか?」
「そ、そうだね」
緊張しているのがわかる。心を読む必要もなく見たまんま。
あたしたちは買ってきたおにぎりなどをテーブルに広げて食べ始める。
「それにしても…長くても一泊なのに豪華な作りね」
「うん。大きなベッドに大きなお風呂、こんなテーブルとソファーまで…旅行に来たみたいだよ」
「確かに!旅行に来てこの部屋だったら文句ないかも 」
「テレビも大きいし。リモコンは…」
日高くんはペットボトルのお茶を飲みながら周りを見回す。
「あっ」
ベッドの頭の所にあるのを見つけて取りに行く。
そして戻りながら電源を点ける。
「テレビ観るの?せっかくの旅行気分だったのにぃ…」
画面には説明を聞くか?と出た。
「いや、BGMとかあった方が気が紛れるかなって…」
ノーを押した?画面が一瞬暗くなり、
「あっ!んっ!あぁ!もっと!」
!!?
「あれっ!えっ!?」
これは…AVかな?しかもすごくいい所。
「ち、違っ!」日高くんは焦ってチャンネルを変えるけど次のチャンネルも、その次のチャンネルも多分AVだった。
「あはは、これでいいよぉ(笑)音量だけちょっと下げて?」
「えっ?えっ?」音量が下がる。
旅行じゃなかった。ここはこういう場所。
ムードというならこれで申し分ない。
さて食べ終わったし、
「ちょっとお湯見てくるねぇ」
立ち上がり見に行く。
うん、もう十分。お湯を止める。
「ひだ…」お風呂から顔を出し話し掛けようとすると、日高くんは画面に見入っている。
あまり観たことないのかな?
「お楽しみの所、悪いけど、お風呂もう入れるよぉ? 」
はっとして振り向く。
「あっ、いやっ!そんな楽しんでなんか…」
「隠さなくてもいいよぉ。その方が自然だと思うし」
「そ、そう…かな…?」
「まぁあたしとしては、目の前に触れるあたしがいるのに!って怒った方が自然かもだけど(笑)」
「あっ!ごめっ」
「な~んて。うそうそ。どうする?一人で観てるか、一緒にお風呂に入るか?」
「えっ!?あっ!」
なんて贅沢な二択!
「あの…そ、その…」
「うん?」
「一緒に…入ってもいいの?」
一緒にお風呂を選んでくれた。
「もう!あたしから誘ってるのにぃ。いいに決まってるでしょ?」
コメント
1件
わあっ第4話読み終えたよ〜!!😳💕 ラブホデート編キター!!笑 日高くんがAV観ちゃってるところバレて慌てるシーン、めっちゃかわいいなww 主人公の「隠さなくてもいいよぉ」の余裕っぷりと、「一緒に入る?一人で観る?」の二択、贅沢すぎる…😭💕 初々しい空気の中にもちょっとエモさあって、続きが気になりすぎるよ〜!!次話も楽しみにしてるね⋆♡
猫道
90
シュメール
588
capo
58