テラーノベル
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以下の文を読んでから先に進んでください。
・無断転載、拡散、コピペは全て禁止です
・似てる誰かかと思って読んでください
・全ての方に関係ございません
・この界隈はnmmnだということをしっかり自覚してください
・nmmnのルールなどを確認してから読んでください
多いと思いますが、界隈を守るためにも必要なことです。それらを守ってお楽しみください。
🍌🍆
生徒×教師
それでもいい方はどうぞ
・ ・ ・
「ほら、もうこんな時間。早く帰んないと、親御さんが心配するぞ。」
いつの間にか太陽が見た時より低くなっている。たった一瞬だけだと思っていたのに、世界ではとっくに時間が過ぎていたようだ。
立ち上がった先生は、俺を早く追い出したいのか、それともただの気まぐれか。
ついでに職員室行くから。なんて言いながら、結局そのまま校門までついてきた。
「寄り道すんなよー」
ひらひらと片手を振る先生に見送られながら、少し暗くなった道を歩いていく。
夜の帳が下りつつある空気は、さっきまでいた部屋よりもずっと冷たい。歩くたびに、制服の襟元から先生と同じタバコの匂いが微かに香った。一時的に染み付いただけのそれが、まるで自分のものになったかのように錯覚して、また胸が痛くなる。
また先生と居残りできるのは1週間後だ。
教師と生徒という、決して越えられない関係の焦れったさを噛み締めながら、俺は一人、夜に沈んでいく道を歩いていた。
「っはぁ〜…マジやべぇよアイツ…」
校門でおんりーを見送ったあと、俺は人気のない職員室にある、デスクに突っ伏していた。
両手で顔を覆ったら、熱が伝わってくる。どれだけ自分の頬は赤くなっていたのだろうか?
おんりーが俺に好意を抱いてるのも知っている。俺にアピールするため、本当は全部わかってる癖に、分からないと嘘をつき、毎週水曜日の放課後に研究室に来るのも分かっていた。
わかっていて、大人の余裕を気取って、毎回あいつの特等席を用意してやる。
だけど、もう限界だ。
あいつが俺に向ける、あのじっとりとした、熱く、鋭い目線。それに向けられる度、背筋がゾクゾクと強張るのを必死に隠しているが、俺はもう耐えきれない。
さっきだってそうだ。あいつ、俺をめちゃくちゃにしたそうな、恐ろしい猛獣のような目で俺を見ていた。
まだまだ青クセェ高校生のくせに、男の顔しやがって。あんな目線を至近距離で向けられて、冷静でいられるわけない。心臓がうるさくて、誤魔化すようにデコピンをして、子供扱いしながら追い出すのが精一杯だった。
本当ならダメだと言わなきゃいけない。
教師と生徒の関係は重い。しかも同性同士だ。年齢差だって親子ほどもある。あいつの輝かしい将来を考えたら、俺が今すぐ綺麗に断ち切ってやるのが正解に決まっている。
なのに、どうしても突き放せない。
あいつの柔らかい髪も、真っ直ぐな瞳も。俺に近付こうとする健気さも、全部。
断りたいのに、断われないのだ。
あいつは確実に距離を縮めて、俺の心を奪い取っていく。いや、奪い取っていくなんて表現ではない。既に俺の心の半分は、あの年下の天才にがっちりと掴み取られている。
「…あー、クソ。もう味しねぇじゃん。」
口の中に残った棒を、雑にゴミ箱に投げ捨てる。
しっかりゴミ箱に入ったかなんて、俺は知る由もない。
どうにかして、断らなきゃいけないのに。
次に水曜日が来たら、俺はまたあいつを、あの部屋で待ってしまう気がしてならなかった。
・ ・ ・
「…はい。わかりました。」
9月に向けた体育祭。俺はリレーのアンカーを任されてしまった。任されたなら、任されたなりに頑張るが、期待と言う名のプレッシャーが、俺の背中にずしりと乗っかってくる。
「よっ!頼むぞスピードスター!」
「今年は優勝だな!スピードスター!」
その無邪気な声援も今は耳障りで仕方がない。
俺のあだ名はスピードスターだ。
陸上部のエースであり、昔っからアンカーという重責をやってきた。ぶっちゃけ俺にとっては、スピードスターなんて、大層なあだ名だと思う。
「…プレッシャーかけないでよ。」
吐き捨てるように呟いても、周囲には笑い声しか帰ってこない。
#ぷりっつ
優莉
125
#ご本人様には関係ありません
#カプ表現あり
柚子ゼリー
733
「ま、頑張ってくれよ。スピードスターさん。」
背後からかけられた声に、思わず声を上げてしまう。バッと振り向くと、先生が俺の肩をポンと叩いて笑っていた。
「先生も、期待してるんですか?」
俺の問いかけに、先生は振り返らなかった。
「んー、まあ別にね。おんりーちゃんが好きなように頑張ればいいんじゃない?」
そんな曖昧な回答をしたかと思えば、ふらりと風のように去っていく。その背中に、俺は言いようもない焦燥を感じた。
他の奴らには期待して欲しくないけど、先生にだけは期待して欲しい。そのもどかしさと寂しさでいっぱいだった。
・ ・ ・
その日の放課後。
部活を終え、グラウンドの隅でタオルで汗を拭っていると、視界の端に何かが見えた。
遠くの校舎の渡り廊下で、ぼん先生が何者かの女子生徒と楽しげに話している。サングラス越しでもわかる、柔らかくて俺に見せたこともないような笑顔で。
あの先生は高身長でイケメン。少しきだるげな色気が人を誘い、話も面白い。本人の自覚がないだけでモテる部類だ。女子生徒が惚れるのもよくわかる。
しかし、その女子生徒が先生との距離を縮め、あろうことか先生の腕に触れたのを見た瞬間、
俺の中で何かが弾けた。
(…触るな)
俺だって、まだ触れたことないのに。
視界が赤く染まり、ドロドロとした熱いものが体からふつふつと湧き上がってくる。
朝から俺はモヤモヤしていた。なのに、こんな状況見せられて、機嫌がいいやつなんているだろうか。
「ッチ…」
無意識に舌打ちが漏れる。自分でもわかるほどイライラしていた。指先が怒りで震える。
なんであんな女がぼん先生に気安く触れてるのか。
先生の笑顔も、優しい声色も、全部全部俺だけに向いてればいい。俺をずっと見てればいい。
先生の、あの綺麗な紫の瞳が他の誰かを映していると分かるだけで、俺は今すぐでもあそこに走っていき、その間を強引に引き裂いてやりたくなった。
コメント
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あ〜〜〜読んだ読んだ!!😭💕💕 先生目線の焦りと、おんりーくんの独占欲が交互に来て、心臓ぎゅんぎゅんしたよ…!先生も「断らなきゃ」ってわかってるのに引き返せない感じ、もうね、エモすぎてやばい🥺💔 特に最後の「触るな」って心の声、ヤンデレ感あって最高だった…!次回、どうなるの!?体育祭の練習で何か起きそうでドキドキするよ…!✨🔥 みるく先生、続き楽しみにしてます!!🎀