春 千 夜 目 線
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俺は九井一という男に恋していた 。
でも最近、そいつが可笑しいのだ。行動
や 仕草は変わってないのだが どうやら
疲れているのかぼーっと する 事が多い
らしく 、 俺は心配で部屋まで後をつけ
九井 が 部屋に入った後 こっそりと 部屋を
見ようと ドアをゆっくり 開ける 。
春 「 、、、 ! 」
俺の目に映し出されたのは 泣いている九井
と誰か知らないぬいぐるみ 。 よく聞く
幼なじみのぬいぐるみだろう 。 それを抱き
締めながら 泣いているのだ 。 泣くこと は
あまりない 其奴 の 泣き顔をみて びっくり
し その後も じ、っと 目を離さず 観察
していた 。
九 「 イヌピ ぃ 、、、 俺 どーしたら
いーの 、、、 」
ベットに蹲る 貴方 を 見ていて なにか
悩み事を抱えているのかと 心配 が 最高潮
に なり ノックし 部屋に入る 。
春 「 九井 、 」
九 「 え 、 なんで お前が 、、、 」
春 「 、、、 ん 。 」
と言っても 慰め方が知らない俺には何も
力になれない のを 悟り できるだけ安心
させたくて あなたを抱きしめる 。 其奴 は
目を見開き 少しの間 びっくりしていたが
腕を俺の 背中に回し 俺の腕の中で泣き
始めた 。
九 「 、、、 う ぐ “ 、 ッ 」
春 「 慰め方 とか 知らねぇから
とりあえず 泣け 、 話はそれからな 」
数分後 、 泣き疲れたのと 仕事の 負担が
重なったのか 寝てしまった 。 俺は其奴 の
頭を優しく撫でて そこら辺にあった 毛布を
あなたに被せる 。 一体 何を 抱え込んでる
のだろうか と うーん と 考え乍 も 1つ
思い当たること が ある 。 それは
何故 こんなにも 幼なじみ の 事を 想うのか
と 前々から 気になっていた 。 もしかして
それか と 思うが それじゃあ 何も解決に
ならないと 思い どうすればと 思っていたら
ノックが 俺の耳に 飛び込んできた 。
「 コン ヾ 」
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𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝ いいね3000
コメント
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楽しみに続きを待ちます♪
初コメでーす!最高でしたっ!