______無敵の守護神
バレー界では名を轟かせた異名
その異名を持つ人物はある日を境にバレー界から消えた
今では消えた守護神とも言われている彼女は今_____
ー3年前ー
奏良はソファーでバレーの試合を見ている
潔子「奏良、ホントに烏野じゃなくて音駒に行くの?」
奏良「……….嘘だと思ってるの?」
潔子「ううん、噓とは思ってはないけどお母さんが寂しがってるから…」
奏良「フフ大袈裟ね」
潔子「まぁ私も寂しい気持ちはあるから、母さんの気持ちはよく分かるかな」
奏良「まぁ狙ってた音駒からマネージャー推薦来たし、蹴るわけにはいけない」
潔子「でも白鳥沢から推薦来たんでしょ?強豪高なんでしょ?」
奏良「……あそこのチームはただの強いだけのチームだし」
「若利が行くとして、あいつのボール取り飽きたし」
「何より私は、ゴミ捨て場の決戦を1番見たいし、だから私は音駒を支えたいんだ」
潔子「そっか……」
ー3月上旬ー(駅のホーム)
母「東京にいるおじいちゃんとおばあちゃんのことよろしくね?」
奏良「うん、任せてよ」
潔子「頑張ってね?」
奏良「姉さんも無理しないでね」
「長期休みとかには帰るから」
「じゃあね」
父「風邪ひくなよ?ばあちゃんとじいちゃんのことよろしくな?」
奏良「引かないから安心して、任せてよ」
<まもなく電車が発車します、お乗車になる方はお急ぎください
父&母「奏良ぁぁぁぁぁぁ”」
※父と母は親バカです
奏良は電車に乗る
ー4月ー(音駒高校、入学1日目)
モブ郎「今年の1年ヤベェ奴居るんだってよ!!」
モブ郎「モブ太郎も見てみろよ!!」
モブ太郎「どいつ!?どの子!?」
モブ太「おい、後ろ押すなよ!」
「見えねぇだろ!」
「私も見たいんだってば!」
「あぁ!もう少しで見えるのに!!」
奏良(人多いなぁ通れない……)
奏良「あの、通してください」
モブ郎「あ”ぁん?うっs((ん?」
モブ郎は奏良の顔を見て固まる
モブ太郎「モブ郎どうしt」
モブ太郎も固まる
モブ郎&モブ太郎「……………💘💘💘💘💘💘」
奏良「あの、聞いてます?」
モブ郎&モブ太郎「お付き合いを前提に結婚してください((」
モブ郎「あ”ぁん?この子は俺と結婚すんの!被せてくんな!」
モブ太郎「はぁ!?俺と結婚すんの!」
奏良「聞いてます?」
モブ太「お付き合いを前提に結婚してください!」
奏良「お断りします」
奏良「後逆ですよ」
モブ太「教えてくれてアザッッッッッッス‼︎‼︎」
奏良(この人たち先輩だよね?大丈夫かな………)
他のモブ達も奏良の顔を見て固まる
奏良「………早く通してください」
モブ達「ドッ、ドウゾッッッッッッ!!」
奏良は教室に入る
モブ太郎「あ、あああああの子か!?✨✨✨✨」
モブ太「色気爆発しすぎだろ!?」
モブ太「あの子まだ16だろ!?」
モブ郎「成長が楽しみだぜッッッッッッ!!!!」
モブ男「さっきの子ヤバすぎだろッッッッッッ!」
モブ子「私あの子に堕ちたわ……♡」
モブ実「あの子に踏まれたいッッッッッ♡」
「あの子なら監禁されてもいいわッッッッッッ♡」
ー教室ー
夜久衛輔「よ!おはよう!(笑)」
夜久衛輔「あと初めまして!(笑)」
奏良「おはよう、初めましてニコッ」
夜久衛輔「つか、あの先輩の群れはお前かよ」
奏良「さぁねw気になる子見に来たんでしょ」
奏良「そもそも興味ないしね」
夜久衛輔「あっ!名前なんて言うんだ?」
奏良「クスッそれは自己紹介で言うんだから」
奏良「楽しみにしといてよ」
夜久衛輔「それもそうか(笑)」
夜久衛輔「それとさ、部活何か入る?」
奏良「マネージャー推薦だからバレー部」
夜久衛輔「あ、俺はスポーツ推薦でバレー部!(笑)」
夜久衛輔「バレーとかしてたのか?」
夜久衛輔「そうじゃなきゃ推薦とか来ないしな(笑)」
奏良「してたよw」
夜久衛輔「え、じゃあポジションは!?」
奏良「特に固定はない」
夜久衛輔「え“なら、オールラウンダーかよ!?」
奏良「でも大体いっつもリベロやってたかな」
夜久衛輔「スゲェ!」
奏良「そっちは見た感じポジションはリベロみたいだね」
夜久衛輔「スゲェ!どうしてわかったんだ!?」
奏良「クスッ私もリベロやってた時の手と似てたからw」
夜久衛輔「へぇ!観察眼するどいんだな!(笑)」
奏良「フフッよく言われたよw」
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