少しづつ、1歩、1歩と歩き進める 。
1歩、1歩と歩き進める内に、目の前の大きな切り株の目の前に立ち止まっていた 。
10年前、俺の当時の身長の3倍ぐらいあった木が、俺の膝ぐらいまでの切り株になっていた 。
そんな切り株の上に座り、俺は空を見上げた 。
10年前、特別な感情を抱いていた彼と約束したこと、
『 10年後の正午、このタイムカプセル、掘り起こそうな!! 』
なんて約束した 。
もうわかっている 。彼は来ない 。もうこの世にはもう居ない 。
丁度約束をした頃には、彼には治療法の無い重い病気を持っていた 。
せっかく互いに書いた手紙は、意味が無かった 。
「 はぁ… 馬鹿らしい、 もう帰ろ… 」
なんて、涙を流しながら立ち上がり、また1歩、1歩と歩き進めた 。
歩き初めて10秒も経っていない頃だった 。
思いっきり、後ろから抱きつかれた 。
「 うお…っ!?!? 」
『 らっだ!!! 』
信じられなかった 。 夢だと思ってた 。
目の前には、 死んだはずの大好きな彼が居た 。
「 は… ぺいんと? なんで、? 」
『 はっ!死んだと思っただろ!!! 』
訳が分からなかった 。 気付いたら無数の涙が零れ落ちていた 。
『 え、ちょ、泣くほど!?そんなびっくりちゃった…!? 』
「 ちが…ッ、 うっ… ほんとに ッ、 ぺいんとなの …ッ、?? 」
『 うん…、ほんとのぺいんとだよ? 』
彼の顔を見ると、彼も静かに涙を流していた 。
「 会えて…ッ 良かった…ッ、 」
『 お前、泣きすぎだよ、馬鹿!w 』
嬉しかった、とにかく、また大好きな彼に会えるとは思えなかった 。
『 取り敢えず、早く掘り起こそ?タイムカプセル、 』
「 う…ん ッ 、 」
また再び切り株の目の前に来ると、そこら辺の木の棒を使い、床を掘り出した 。
かんっと音が鳴ると、掘る手を止めた 。
直ぐに入れ物を取り出し、中を空け、互いの手紙を読んだ 。
ある一文を読んだ直ぐに、俺は彼の顔を見つめた 。
彼も俺を見つめていた 。
『 …俺らって、 運命なのかな!w 』
「 んね… w … 返事は ? 」
『 …よろしくお願いしますっ、!! 』
そう返事を言われた瞬間、俺は涙を流し、彼を優しく抱いた 。
彼は微笑み、目をつぶった 。
俺はそんな彼に、優しく口付けをした 。
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はい没ぅ〜〜〜
もう、文章力無さすぎて泣いた 。
リクエスト下さいまじで!!!
コメント
5件
結局ぺんさんはタヒんじゃってたんですか?
初コメ フォロー失礼しますめっちゃ面白いです❗️ もう見ながら涙だばーi iでしたww❗️ あとできたら学パロお願いしますリクエスト失礼します 続き楽しみにしてます!