テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
#恋愛
#現代ファンタジー
#ダンジョン
遂に遭遇したファンタジーモンスター、スライム。
これだけで、今日ここを訪れた価値はあっただろう。
まあ、倒すんだが。
良くスライムを観察してみると、中心に核のようなものがあった。
これは、あの核を壊せば倒せるという、ありがちなやつかな?
しかし...今の弓の腕前だと、ちょーっと厳しくないか?
まず、的となる核が小さい。そしてゆっくりとだがスライムの中を核が動いている。加えて、あのブヨブヨを貫く威力が必要だ。
まあ、いい練習台を見つけたと割り切ろう。
弓を構える。スライムの速度は遅いので的としては最適だ。
さて、これまで矢を補充する際、背中に手をやっているが、実際には矢筒内の矢を掴んでいるわけではない。
この動きは人にみられたとき用のフェイクだ。
では、矢はどこから現れているのか。
答えは 【器物の指輪Lv1】だ。
では【器物の指輪Lv1】について説明しよう。
これはずっと効果不明のまま着けていたが、鑑定によって名称が明らかになった指輪である。
効果は【器物】という部分から推測するしかなかったが、入れ物であると考えた時、指輪の上に半透明の四角い表示が現れた。
そして、ちょうど持っていた他のアクセサリーをしまおうと考えた途端、手元からそのアクセサリーは消え、指輪の上の四角の中に表示された。
出そうと思えば、手の上に消えたアクセサリーが現れ、表示は空になった。
そう、これは念願の、ある種のアイテムボックスなのだ!!!!
残念ながら、制限はある。
「限られた大きさの、一種類の物を、限られた個数」しか入れることが出来ないのだ。
例えば、剣なら一本、矢なら百本入れることが出来るが、
一つの【器物の指輪】につき一種類のみだ。
それでも素晴らしい利便性であることに違いはない!
指輪にしまったものは出そうと念じるだけで、嵌めている方の手元に現れるのだ。
そのため、弓を引く方の右手の【器物の指輪】には矢が100本入っており、念じるだけで補充が可能だ。
この利便性お分かりいただけるだろうか?
やろうと思えば、矢を連射することもできる!(引く作業は必要)
今回は左の【器物の指輪】に、万が一に備えていつもの片手剣を入れてある。
もちろん重さも無くなるので、持ち運びにも革命が起きた。
あまりに有用すぎるので、他の人にばれないようにフェイクまで行って隠している。
そんなことを考えながら、矢を何発も放っていると、遂に核を捉えたようで、スライムは崩れていった。
矢が刺さりすぎて、最後の方はスライムがハリネズミのようになっていた。
コメント
1件
わあっ、第39話読み終えたよ〜!✨ スライム戦、地味だけどすごくワクワクした!「矢が刺さりすぎてハリネズミ」のとこ、笑っちゃった😂 そして【器物の指輪】ついに能力開花やったね!!「一種類・限られた個数」って制限あるけど、アイテムボックス系スキルってだけでテンション上がるし、弓連射できるの熱すぎる!🔫 フェイクまでして隠してる主人公の慎重さも良い味出してるなあ〜 次の戦いとか、これからどう使うのかすごく気になる!続き楽しみにしてます📖💕