初投稿失礼します
この夢小説は一話で切り上げようと思っており。切ないお話なのでもし結ばれてほしい‼️とか続き作って欲しい…とかコメント📝であれば是非是非作らせていただくので声をかけてもらえると嬉しいです🫠 今回は◯◯目線です
◯◯→「」 研磨→『』
◯◯→バケ狐的な感じです人間に狐のしっぽが生えていたりな感じです。人間だけど人間じゃない的な感じです
相手は研磨さんです
それでは切なきお話に行ってらっしゃいませ😿👋🏻
↓ ↓ ↓
秋空の下良い気候だなあなんて思っていると。サラサラと揺れる金の色と黒い色なにかがゆれる狐か?と思い鳥居の方を見てみると…
『…』
誰かが俯きながら入ってきた。狐に見えたのは彼の髪の毛だったようだ。下を向いているのは手元の青い何かを見ているようだった。
「…なんだあれは」
彼は階段に腰掛け、青いものをぽちぽちと押している。後ろから覗き込むと青い物は平たいのにその中に世界があるようだ。どうなってるんだこれ…
「なんじゃぁこれは……」
独り言…どうせ人間は聞こえないからボソッと言ったそれなのにその子はぴくっ、と体を動かしこちらを見上げた
『ひっ、!!』
「へ!、、!」
まさか反応を示すとは
『びっ…くりした……』
これは私に言ってるのか?、
「私か…?」
『え、あ…あの、ごめんね、気づかなくて』
やはり私に話しているようだ
「………」
『あっ、と…これ一応、マ◯オーカートだけど…知らない?』
「…まらおがーと?知らないな」
『…そっか、珍しいね、』
「なぜその中に世界がある?薄っぺたなのに」
『へ??(うわぁ変な子だ…)んーと…やってみる?、』
青いものを渡されここを押せなどなんなど支持される。中の世界の乗り物をこちらで動かせるらしく、私は乗っている生物を死なせないよう必死に運転した。
『ふふ、体ごと傾けたって変わらないよ』
「わかっている!!」
『あ、ほら、アイテム投げて!」
「わーかーっている!」
しかし何故この子に私が見えるのか。理由も何も分からなくて、それでも…
『あっA押さないと、!』
ボタンとやらを押そうとした彼の指が触れた。
『……』
人間ってやつは、温かいんだな。
『…あの、すごい冷たいけど、寒い?平気?』
「ん…寒くない」
そういえば日が暮れてきたな、と思い空を見上げてわかった。
うっすらと、白い満月。なるほど…やけに今日は風がさらりさらりと触れてくると思ったら、ちょっとばかり時の空の波動あったらしい。ということは。月の欠けていく明日になれば彼には私が見えなくなる…今まで人間と触れ合った事がないのでわからないが。おそらく記憶にも残らないだろう…世の中は、特に人間とは、そういうものなのだ。
『…綺麗だね…』
「え…?」
『ほら。真っ赤。』
彼も同じく夕焼けを見ていた。髪の毛がさらに狐色に染まる
「ん、そうなあ。秋空は良い。」
『俺、そろそろ行こうかな。あの…なんか、ありがとね。楽しかった。』
「こちらこそありがとうなあ。久しぶりに面白かった。」
『また会ったら、別のゲームしようね。じゃ』
また会えたら、 そうじゃな、その薄っぺらい世界をもう一度貸してくれ。
気をつけて帰れよ。狐色の男の子
翌日。
狐色の男の子はまたきた。もしかしたらと思い期待を込めて近づいてみるが。反応はなかった。
『……』
彼は何事もないように、また階段に座ってげーむとやらをやりだした。覗くと、昨日とはまた違う世界。
『なんじゃあ今度は。』
独り言はやはり届かない。それでも約束通り別のげーむを持ってきてくれたのはなかなかに嬉しい。
さらさら、ゆらゆら、狐色の髪
手を伸ばして触れようとしたが、すり抜けた。
『!?…』
触れられなかったのに、狐色の男の子は昨日と同じようにぴくっとこちらを見上げた。
目が合う。世界がまた、一瞬繋がったような気がした
『…?』
不思議そうな顔で、げーむに戻る彼。そりゃあそうだそばに居座っても情が移るので、離れようとしたその時。
キョロキョロと、彼が周りを見回した。まるで誰かを探すように。
忘れているのだか、覚えているのだか。もしくは、その隙間か。
、またね…狐色の優しい人間…
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