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* * *
――やはり僕は何処かおかしい。
こんな事いけないって分かってるのに……。
夜中に目が覚めた僕は、気付けば何故かお姉ちゃんのバジャマのボタンを外していた。
如月 亜美――僕のお姉ちゃん。
綺麗で、優しくて、誰よりも大好きな僕だけのお姉ちゃん。
正直お姉ちゃんは、テレビで見るアイドルより、遥かに綺麗なんだ。
スタイルも良くて、その綺麗で長い自慢の黒髪は、本当に良い匂いがする。
お姉ちゃんに抱き締められた時に、一杯に広がるお姉ちゃんの匂いが大好きで――うん、やっぱり僕は変だと思う。
友達にはよく『シスコン』って言われるけど、シスコンでいいんだ。
僕はお母さんの事を、殆ど覚えていない。
僕が小学校に入る前に亡くなったから。
でも寂しいと思った事はなかった。
僕にはお姉ちゃんが居るから。
ずっと僕の側に居てくれるから。
自慢のお姉ちゃん――僕はお姉ちゃんが大好きだ。
――そんな大好きなお姉ちゃんに、僕は酷い事をしている。
大きくて柔らかくて、良い匂いのするお姉ちゃんのおっぱいを――僕は吸っていた。
いけない事だって、分かってる。
お姉ちゃんが目覚めたら、きっと僕を叱りつけるだろう。もしかしたら悲しむかもしれない――もう、口も聞いてくれなくなるかもしれない。
だけど自分でも、どうしようもなく止められなかった。
お姉ちゃんのおっぱい――。
自分から直に触るのも、綺麗なピンク色の乳首を吸うのも初めてで――どうしても、こうしたかった。
“美味しくて気持ち良い”
それがどういう意味かよく分からないけど、凄く胸がドキドキしているのが分かる。
僕は夢中で、お姉ちゃんのおっぱいを吸い続けた。
――……まただ。また大きくなっている。
今日風呂場での時と同じ。
あの時お姉ちゃんは『健康な証拠だから』と言ってくれた。
そしてお姉ちゃんは僕のを握って――。
最初は凄く怖かった……でも、凄く気持ち良かった。
またあの時のアレを感じたい。
自分が自分でなくなる感覚。
“ここにコレを触れたらどうなるんだろう?”
何時の間にか僕は、大きくなった自分のを……お姉ちゃんのおっぱいへ近付けていた――。