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「全属性使用可、レベル…150…」
「は!?」
そんなに高いものか?150…ゲームの中だと中級者くらいか。
「ありえん…」
「そうね。流石に…」
「ユウナ、これは本当か?」
「分かりません」
私はさっきここに来たのだ。どうやってレベルが上がるのか、まずレベルが存在したのかそれを知ったのはついさっきだ。
「き、きっと何かの間違いでしょう。再測定しましょう。 」
「そうだな」
「間違いありません。レベル150です…」
「そうか、」
「こんな華奢な女の子がこんなにも強いのね、」
「あ、あのレベル150と言うのは凄いのですか?」
国王はポカンと言わんばかりの顔をした。
「あのな、レベル150はこの国では最強クラスなんだ」
「はー!?」
はっときずいた時には大きな声を上げていた。
「この国の最高レベルは140…つまりこの国最強だ。」
「ユウナよ、どこでこの力を手に入れたんだ?」
と言われても私は何もしていないのだからわかるわけが無い。
「私は特に何もしていませんよ。」
「では初期レベルがこれか、」
「そうなりますね」
「とにかくユウナ、ソナタをレインの正式な婚約者に任命する 」
「わかりました。ありがたくお受けします。」
これからどうするものか。
「レイン、少しユウナを借りるぞ。」
「わかりました。ユウナ、今日から城に住んで貰う。終わったら来てくれ」
「分かりました。」
私は国王、王妃様に連れられ騎士?の人達が集まっている場所に行った。
「ここは騎士会議室よ」
「みな集まれ」
国王の呼び出しにすぐに応じる。
「これより少数精鋭の新たな騎士団を作る!」
騎士たちはポカンとした顔をしている。
「新たな騎士団の団長はここにいるユウナに務めてもらう!」
「えー!!」
騎士と一緒に声を上げる。
「ちょっと待ってください!私では力不足かと…」
「そうですよ!こんな小娘に、俺らが頑張ってきたのはなんなんですか?!頑張って俺らはここにいるんです!見たこともないやつに任せたくは無いです!」
「気持ちは分かるだが騎士団長ユウナはレベル150でレインの正式な婚約者だ。」
「なっ!」
「あのでは手合わせをすればいいのでは?」
え、勝てるわけないじゃん。私剣を使ったこともないんですけど?
「それもそうね!」
「ユウナいいか?」
「…はい…」
私は木刀を軽く振ってみる。
これは…、勝てるかも
「では初め!」
「おーっ!」
スッ シュッ!
「ガハァー」
「勝者ユウナ様!」
「さすがだな」
「ではこれから選抜を行う。選抜自体は私が行う。ユウナ行っていいぞ」
「はい。ではこれで」
私は以前VRゲームで魔剣士をやっていた。木刀がその時使っていた剣に似ていたのだ。でも現実では使ったことは無いから使ったことがないとゆうのもあながち間違ってはいない。
「ユウナ」
「どうされましたか?」
「好きだ」
「え、?」