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「え」
頭が真っ白になった。何故この人たちがいるのだろうか。その時とあることに気づく。三人組の一人がいないことに。それに気づいた時にはパーソンの姿が、三人組の一人の姿になっていた。変装していたのだ。だんだん状況が理解できなくなる。
(パーソンは、パーソンはどこにいるの?)
私の表情をみて三人組が笑う。
「まさかこんなに馬鹿だったとはね。 」
「ど、どうしてパーソンがいないの…?」
三人組の一人がにやっと笑って言う。
「あいつはもう死にましたわ。」
え、なんで?なんで死んだの?なにが起こったの?なんで?え、え?嘘でしょ?嘘に決まってる。パーソンは死んでない。だって、昨日私がこの目でパーソンを見たから。あれ?でもそのパーソンは偽物だったんでしょ?あれ?じゃあ、パーソンは?本物のパーソンは?何処?何処?何処?どこにいるの?パーソン…?死んだの…?いや、パーソンが死ぬわけない。死ぬなんて考えられない。それに、死ぬ理由なんてなにもないじゃない。パーソンはいじめられてない。でも利用されてたよね?それが原因?じゃあ、この三人組のせい?そう言うこと?あれ、私、なんで、なんで気づかなかったんだろう。パーソンもきっと辛かったはずなのに。私って本当に馬鹿だな。パーソンの本当の思いにも気づけなかった。それに、偽物のパーソンにも気づかなかった。私は、私は、私は。
「あ」
「あ」
「あ」
「あ」
「あ」
「あ」
「あ」
「あ」
「あ」
「あ」
「あ」
「あ」
「あ」
「あ」
「あ」
Error.
空が赤い。
いや、空じゃない。
これはなんだ?
あれ、身体が動かない。
なんで?
頭がいたい。
めのまえもかすんでる
あ、だんだんみえなくなってくゆ
あ、まだ、
まだぱーそんにあえてないのに
ぱーそんにあわなきゃなのに
ぱーせんはぜっていにいる
いるから
みつけなきゃ
みつけて
あげなきゃ
みつけて……………
あげなきゃ……………。
ー続けられないー