〖偽物〗
水「ただいま…」
今日は収録があり
疲れて声が下がってた
白「誰ですかッ!?」
と出てきたのは僕の相方しょーちゃんだった
白「いむくんッ?え?」
「いむくんが2人?」
水「2人…?」
白「ないちゃんッ!」
桃「ん?」
白「いむくんが二人いんねんッ」
桃「はッ?」
水「あ、ないちゃん…」
桃「こいつ、偽物だ」
白「確かにいむくんはこんなに声低ない…」
水「疲れてるだ___」
ベチンッ
青「早く出てけ偽物が」
水?「なんで僕の真似してくるのさッ!」
水「違うってッ…僕が本物!」
ドンッ
黒「帰ってくんな」
バタンッ
水「……」
僕…捨てられちゃったんだ
そんなに…個性…無かったんだ
もうどうでもいいや…
これだから全員大っ嫌い
自分は大大大っ嫌い
その後僕は家の前で暮らし始めた
水?「しょーちゃん行こ!」
白「おんッ!」
水「行ってらっしゃいませ…」
白「喋りかけんなよ」
スタスタスタッ
早く死んじゃいたい
もう何も分からないからさ
もういっそ個性なんて無くしてしまえばいいんだ
水「金はあるし…いっか」
スタスタスタッ
そしてそのあと
目の下のホクロは病院で取り
アホ毛も切った
そして黒髪にした
ほとけとして残っているものは無かった
水「はぁ…」
また家の壁に背もたれを付きため息を吐く
ガチャッ
黒「ほ……とけッ?」
水「……」
黒「ほとけッ?」
水「なんですか…」
黒「お前ッ…髪とかはッ?」
水「髪は染めた、アホ毛は斬ってもらった」
「ホクロはとってもらった」
黒「ッ」
黒「ッ」
俺は恐ろしい事を思いついた
こいつは自分の個性を消そうとしてるんじゃないかって
水「悠佑さんは俺じゃなくて本物のところに言ってください」ニコッ
俺…ほとけからあまり聞いた事ない一人称
笑顔もほとけには似ていなかった
黒「中入ってなんか食え」
水「なんでこんな俺に優しくするんすか?」
黒「お前本物だろ」
水「……wバカ言わんでくださいよー」
「俺は正真正銘の偽物っすよ」
黒「いーやお前が本物」
水「もうッ”…黙れよッ”!」
「いちいちうっせぇなッ”!」
「帰ってくんなって行ったのお前だろ?」
「どうゆう風の吹き回しだッ”?」
黒「ごめんな」
ガチャッバタンッ
水「……」
強く言ってしまった
助けての3文字がなんで言葉に出来ないんだろう
もう…死のう
生きてる意味なんてない
個性もない
何も無い
スクッ(立つ
フラッ
水「……」
スタスタスタッ
そして僕は
歩道橋へ向かった
水「懐かしいな」
〖喋りかけないで〗
相方のしょーちゃんに言われた言葉
水「じゃあね」
「もう1人の僕…いれいすをよろしくね」
スッ…
ドシャッ
キキキー
<人が落ちてきたぞッ!
<救急車を呼べ!
赤「ほとけっちッ!」
赤「ほとけっちッ!」
〖回想〗
バシャンッ
水?「あー、バレちゃった」
黒「おまッ”!」
「ほとけがどんな苦労したのか分かってんのかッ”!」
「ホクロもアホ毛も髪の色も全部変えてたんよッ!?」
赤「!!」ポロッ
〖現実〗
赤「ほとけっちッ!ほとけっちッ!」ユサユサ
救「すぐに搬送します!」
「誰か乗れますが…」
赤「りうら行きます」
ガタンッ
ブーン
赤「……」
りうらがあんなこと言っちゃったから…
タッタッタッ
白「りうちゃんッ!」
「いむくんはッ?」
赤「あ…みんなッ」
「今…」
ガラガラガラ
青「ほとけはッ」
医「ほとけさんは目を開く確率が低いです」
「1週間以内に目覚めなかった場合…」
黒「死ぬって事?」
医「そうなりますね」
白「嘘…やろ?」
医「病室はここです」
「では…」
スタスタスタ
ガラガラガラ
赤「ほとけっち!」
白「いむ…君?」
「ホンマにッ…いむくんなんかッ?」
黒「おん……」
「間違えなくほとけや…」
桃「……」
数日後
とりあえず家の方がいいとの事で退院した
だが、今日起きなかったら死んだ事になる
白「起きてやッ…」
青「ッ……」
パチッ
黒「ほとけッ”!」
水「んぁ…んでここにいるんだっけ?」
「あーッ…俺飛び降りたんか…」
白「ッ!!」
ギュッ!
水「おわッ…もぉ…びっくりさせんなよ」
白「ま__の____君にッ戻ってやッ」
「前のいむ君に戻ってやッ!」
水「俺さ…正直…戻る気ないよ」
「なんなら一生このままでいてぇし…」
バシッ!
水「いッ”…何すんだよてめぇッ”!」
青「ッ”…」
水「あ”?」
青「青組もッ”…いむしょーもッ”…」
「どうすんねんッ”!」
「前のほとけだからこそあったんやないんッ”」
水「ッ”…知るかよッ”…」
ギュッ
青「辛かったんやろッ…?」
水「離れろよッ”…!」
青「苦しかったんやろッ…?」
「だって…誰よりも優しいほとけがそんな偽物やからって追い出さんやろ?」
スルッ(水の頬を触る
水「ッ”…」
青「正直、お前の個性は世界に一つしかない」
「だけど今のお前は、どこにでもいるただの人間や」
「お願いやからッ…戻ってやッ…」ポロッ
ガタッ(泣き崩れる)
水「ッ”…」
If君が泣くところ初めてみた
水「そんなのッ…ずるいよッ…」ポロッ
「ごめんなさいッ…僕ッ間違ってたッ…」ポロポロ
白「ッ!!」
バッ!ギュッ!
白「良かったッ”…いむくッ”…!」ポロポロ
水「しょーちゃッ…」ポロポロ
白「おかえりッ”…!」
水「……!!ただいまッ!」
青「ッ”…ひぐッ”…」ポロポロ
桃「……」(汗
サスサスッ
赤「良かったッ”…」ポロポロ
「ほとけっちが戻ってッ”…」ポロポロ
黒「ほんまッ”…良かっ…」
カクッ
ポフッ
桃「あにきすごい後悔してたんだよ」
「夜中もオールしてまでいむを探してた」
青「ひぐッ”…ぐすッ”…」ポロポロ
「もッ”…ばかぁッ”…」ポロポロ
ℯ𝓃𝒹
いいねが2000行きそう……
ん…?俺、何時間か前1000目指してたやんな
なんか1000増えた(˙꒳˙)
嬉しいんですけど……一日で1000行かせる様な指が壊れる様な子に育てた覚えはありません
1000ってめっちゃ大変ですよねっ!?時間かかるしなのに……え?
まぁありがとうございます!
まだ後書きだめが4話ぐらいあります!
リクエストも募集中です!それではまた会いましょうまたね!
コメント
10件
かみぃっ!!!何回みても ものすごく大好きっ!! ついにいいね1万いった✨!? やった!!!! 1万いいねまで押させて頂きましたっ! もう手が止まらなくて(( もうほんとに大好きで尊敬してますっ! 更新いつもものすごく楽しみに 待ってますっ!!!
ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙いつみても超最高っ!! めっちゃ神でめっちゃ大好きっ!! いいね5000まで押させて いただきましたっ!! えっ!めっちゃいつみても最高っ!!
ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ありがとうございますっ! いむくんだぁ〜!!!!!!✨ ものすごく大好きですっ!! めっちゃ神でしたッ!!!!! えっ笑勝手に作品見てたらそう育ち ました笑っ!!! 最後の作者の文もものすごく面白くて 神なんて最高っ!!!