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鬼滅の刃

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鬼滅の刃

1 - 冨岡義勇

♥

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2022年06月26日

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ある朝の事、俺は勘三郎の声で目が覚めた。

「義勇、起きろ。胡蝶の娘が来ているぞ。」

俺は布団から出て玄関に向かい、戸を開けと、そこには着物姿の胡蝶が立っていた。

「おはよう御座います。冨岡さん。」

いつもの笑顔で笑う胡蝶は、俺と任務に行く為、迎えにきたのだ。

「あら?今起きたんですか?早く準備してください。」

黒い笑顔を浮かべ、更に胡蝶はこう続けた。

「そんなだからみんなに嫌われるんですよ?」

「……………俺は嫌われてない。」

俺は胡蝶にそう告げ、任務の準備をしに戻る。隊服に着替え、荷造りをし腰に日輪刀を挿す。

準備を終え、胡蝶の元に向かう。

「それでは行きましょうか。」

俺は胡蝶の後ろを歩き、現場へ向かう。

「今回の任務は少し遠くなりますが、簡単な任務だと思います。」

………簡単な任務に柱が二人駆り出される事があるのか?

俺はそう思いながらも耳を傾ける。

「鬼が出たとの報告もあるので、気を抜かず心して掛かりましょう!」

いつになく気合が入っている胡蝶に違和感を覚えたが

「承知した。」

と返事をし、目的地へと急ぐ。



目的地に到着し、周辺の住民に聞き込みする。目撃のあった鬼の情報を集め、夜の見回りに備える。

「冨岡さん、私は少々着替えてきますので待っていてください。」

胡蝶は聞き込みの際に相手を怖がらせないよう、いつも着物で聞き込みをする。

「冨岡さんも着物で来たらどうですか?」

「………面倒だ。」

「はぁ、そうですか。」

彼女はイラッとしたようで、顔は笑っているが額に血管が浮いている。………怒らせるような事、言っただろうか……?




胡蝶の着替えも終え、鬼の目撃があったとされる場所へ足を運ぶ。到着した頃には日も暮れていた。辺りを見回すと、そこは視界の悪い竹林だった。微かに血生臭い匂いが残っている。

「良い獲物が来たようだな俺が喰ってやる」

背後から何者かの声ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー鬼だ。

恐らく下限まではいかないが、軽く八十人は喰っているだろう。俺は日輪刀に手をかけ、背後から近づいてくる気配を追った。

ーーーーーーガサッ

音と同時に背後から殺気がする。       ーーーーーーーー振り返り、抜刀する。そのまま鬼の首を斬りにかかる。しかし感触はあるものの、効果がないようだ。

「どうした?柱ではないのか?」

そう鬼が発言し、俺に向かって手をかざす。俺は何をしているのか考える事なく次の攻撃に備える。鬼が不敵な笑い声を上げ

「笑、掛かったな。」

鬼が隙を見せた瞬間、俺はその言葉を聞く事なく、鬼の手脚を決断する。

「ギャァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!」

鬼は手脚を斬られ、悲鳴をあげた。その背後から、胡蝶が斬りかかる。

「蟲の呼吸、蝶の舞、戯。」

彼女の刃は、見事に鬼の首に一直線に刺さった。

「おのれぇ…女ぁ…痛ぇじゃねぇか…」

鬼はそう胡蝶に告げた後、

「ハッ、首斬れてねぇじゃねぇか、笑、弱い奴だなぁ!」

鬼が噛み付こうと胡蝶に飛びかかる。

「油断はいけませんよ?」

胡蝶はそう言って笑ったその瞬間、鬼が苦しみ始めた。

「綺麗な蝶には、毒がありますからね?」

胡蝶はそう囁くように笑みを浮かべた。俺は日輪刀をしまい、周りを警戒しつつ、自分の身体に違和感をおぼえた。

「どうかしましたか?冨岡さん?」

俺は胡蝶に話しかけられている事に気づかなかった。俺の様子がおかしい事に気づいた胡蝶は早めに宿に帰る事を提案してきた。

「その様子だと、任務に集中できそうにないですね…今日は早めに宿に戻りましょう。」

俺たちは、鬼が完全に消滅したのを確認してから宿に戻り、それぞれ眠りについた。



翌日。目を覚ました俺は自分の身体に先日よりも大きな違和感を感じた。

…………身体が火照った感じがする……。

俺はその日も任務があった為、身支度を整えた。

外に出ると、そこには胡蝶がいた。

「あら、おはよう御座います。冨岡さん。」

胡蝶はいつも通り、笑顔を作り挨拶をする。

「私は蝶屋敷に戻ります。竈門くんがまた怪我をしたそうですから。」

「………そうか…。」

……………竈門炭治郎………。

あの日、俺が彼を鬼殺隊に入れるきっかけを作った少年。……今は俺の弟弟子だ。

「………心配ですか?」

胡蝶が聞いてきた。俺はそこまで心配はしていない。炭治郎なら、いづれ柱にもなれるだろう。

「……………心配は要らない。」


胡蝶は一瞬首を傾げたが、納得したのかいつもの笑顔を見せた。

「それでは私はそろそろ行きます。」

俺は歩いて行く胡蝶遠見送り、次の任務へ向かった。

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