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第7話 帰り道
笑美|勇太郎君来たね~|⌯ ー̀֊ー́ ⌯)ニヤッ
金田一|で、話してもらうよ
笑美|まぁまぁ、そんなに焦らずに!必ず話すから。で、口調が変わってる理由が知りたいんだよね?
金田一|そうだけど
笑美|それはね?私が転校した理由は覚えてるかな?勇太郎君なら知っててもおかしくないんだけどなぁ。
金田一|??
笑美|ここで1つ問題!なぜ私は倒れたでしょうか!
金田一|えっと、何か嫌なことがあった。とか?
笑美|うーん、ちょびっとだけ正解かなぁ。間違いって言っても過言じゃないくらいには。正解は!お父さんを壊してしまったことを思い出した、それだけ。
金田一|ッ!もしかしてお父さんから殴られたり蹴られたりしてたったヤツか…
笑美|そうそれ!勇太郎君に会ったら昔の事思い出しちゃってさ。ほんと情けない。まぁ、それがきっかけとなり、中学ではずっとニコニコしてたんだけど、逆に気持ち悪かったみたいでさ、イジメにあって…高校にあがると良い同級生と先輩に会ったんだけどそれが気に入らない人も居たみたいで、いっそ、地元にかえるか!的な感じで宮城に戻ったらまさかの勇太郎君と一緒の学校!奇跡だって思ってココなら大丈夫だと思ったけどお父さんのこと思い出してまたずっとニコニコしてる感じかな。いじめにあっても耐えようと思ってさ。まぁ、そんな感じかなぁ
金田一|そんな事が…幼なじみなのに。俺に何か出来ることでも出来ないことでもいつでも頼って欲しい。
笑美|ありがとう!でもねそんな事出来ると思う?それに幼なじみと言っても、隠し事の1つや2つは全然あるんだよ?私の嫌いなもの知ってての発言かな?*ˊᵕˋ*
金田一|また笑ってる、それに嫌いなものって何?
笑美|あ、笑ってた?もう癖になってるのかも。で、嫌いなものの答え。それは!ズバり、人間だよ。人間なんてすぐ裏切るし信頼なんて出来ないし言葉なんて紙より薄っぺらい。他にも感情で動いてしまうとことか、ひとりじゃ何も出来ないし、今だってそうだよ?幼なじみの勇太郎君とでも秘密はあるし、知らないこともたっくさんある。まだまだいっぱいあるよ?だから私は人間が嫌い。何が良いのかもわかんない。だけど人間の自分は好き。自分のことは自分自身が1番よく分かっているから。どうすれば良いんだろうね*ˊᵕˋ*
金田一|ッッ
笑美|あれ?だんまり?流石に酷くない?あ、家に着いちゃったね!明日からはまた普通に接するから、勇太郎君もそこんとこよろしくね。じゃね~
次の日もまたその次の日も笑美の金田一への対応は変わることが無かった。そうこうしていると1ヶ月が経っていた。その間金田一はずっとあの日の帰り道のことで悩んでいた。
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