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「なるほど…1つ質問したい。」
仙道さんが言った。
「どうぞ。」
ゾードは慌てる様子もなくそう答えた。
「俺のレベルは1700ほどだ。
ゾード、あんたとは100程度しか違わない。
だが…
俺の攻撃は覚醒体とやらにはまるで効かなかった…
何か違いがあるのか?」
「我々の惑星は確かに覚醒体によって滅ぼされました…
しかし、私たちは覚醒体に一矢報いる事にも成功しました。
それが、この武器です。」
「武器…?」
佐田さんが尋ねる。
「えぇ、これは普通の武器ではありません。
対覚醒体用に作れれた、その名も真鈍無と呼ばれる特殊武器なのです…
マドンナは神聖属性で、主に闇属性や魔属性に傾く覚醒体に効果的です。
それが、仙道さん、あなたと私の違いです。」
「マドンナ…
では、俺たちが今後覚醒体と戦う為にはマドンナが必要だと言う事か…!?」
「その通りです。」
「でもよぉ、一体どこでマドンナを手に入れればいいんだよ?」
桜波が言う。
「それは…
異世界ネットショップ…
そこで、もうそろそろ販売し始めるでしょう。
それを待つしかありません。
そもそも、異世界ネットショップはその為にあるのですから…」
ゾードは言った。
「えぇ!?
どう言う事だよ、ゾード!?
異世界ネットショップってただのスキルじゃ無いのか!?
一体お前は何を知ってるんだ!?」
俺は言う。
「今はまだ、ここまでしか言う事はできません。
すいませんが…
ただ私の話は全て事実です。」
ゾードはそう言った。
さらに。
「確かに覚醒体の討伐にはマドンナが必要です。
ですが、同時にマドンナを使いこなすレベルも必要なのです。
全員がレベル300は越えなくては話になりません。
まさか、こんなに早く覚醒体が現れるとは思って居ませんでした…
みなさんは、これからマドンナが異世界ネットショップで売られるまでの間にレベルアップを優先してください。」
ゾードはそう締めくくった。
「分かった…
あんたが何を隠しているのか?なぜ、隠しているのか?
理由は分からないが、あんたの言う事は今の現状と一致する。
信じても…大丈夫なんだろうな?」
仙道さんが確認する。
「えぇ…
この地球を、私の惑星のようにはさせません。
その気持ちは間違い無いものです。」
「分かった…!
みんな、レベル300まで急いで上げてくれ。
必要とあれば、俺たちリンクが加勢に行く。」
仙道さんがそう言い、その日の基地での集いは終わりとなった。
俺はゾードと何となく距離をとりながら、ミアとジョーカーが待つ屋敷に帰って行った。