⛩️ side
「 はぁ~ … 」
「 … … さぶ 。 」
11月に入って、急激に寒くなった、部屋に居ても寒くて、
寒がりの彼奴は、どう過ごしているのだろうか。
布団に丸まってたりするのかな、とか思ってると、携帯に通知が来ていた。
『 きtえ 』
ぷりっつからだった、誤字をしていた、こんな連絡めったになかった。
不安が積もる、何かあった?事故?゛、
早くいかなきゃ。
「 はッ 、 は.. っ 」
走った、全速力で、空気が冷たく、息を吐くたび、喉が痛くなって、目に涙が出てくる。
早く、もっと早く。
数分で彼奴の家についた。
_ 鍵は開いていた。
「 … ぷりっつ、入るぞ、 」
一応声を掛ける、
..奥から荒い息がかすかに聞こえる
『 やばい 』 脳が埋め尽くされる。
靴を放り投げ、声のする方に走る
「 ッ ゛ !! 」
リビングを開くと、床に倒れている俺の相棒。
息は荒く小さい、視線はとどまっていなかった。
「 ひゅー..ひゅー… ッ゛ 」という苦しそうな声が耳に届く。
_ どうすれば良い 。
_ 救急車
_ 緊急 ?
_ 死ぬ ?
_ 早く
|
何
で
も
い
い
か
ら
早
く
動
け
|
脳内にそう響く。
動け、動け動け 。
「 ッ゛ 、 すいません ___ 」
ネットで調べた安全な姿勢にし、救急車を呼ぶ。
電話で、『 意識が飛ばないように話しかけていてください 』
と言われたため、ずっと話しかける、
「 なぁ、ぷりっつ 」
「 俺さぁ __ 」
「 御 前 の こ と 好 き な ん だ よ 。 」
「 .. だから、死ぬなよ… 」
本音、言っちゃった。
…聞こえててほしいけど、聞こえてないでほしい。
「 … も゛ 、、、 。 」
かすかに、ぷりっつがそういった。
「 っ 、 ぷり.. ッ゛ッ 」
?? side
「 ほんっっっと馬鹿ッ゛ 」
ある病室から、安心したような声が響く、
ある男性が、説教をしているようだ。
「 ごめんや~ん笑 」
説教をされてる男性は笑って受け流し、へらへらしている。
もうすっかり元気のようだ。
「 ほんとにさぁ゛ 、
.. ほんと、よかった 」
心の底から発した言葉に、もうひとりの男性は、にやにやと微笑む 。
「 あまるはほんとに俺のことがすきやなぁ笑 」
心底うれしそうな声で、笑い合う二人が
同じ指輪をつけて共に歩いてゆくのは、また別のお話____ 。
⌒ Fin
⌒ 最 期 ま で 二 人 で 。
コメント
5件
p r a m だ ぁ …… 🤦♀ 🤦♀ 🤦♀ ❤︎ 泣 い ち ゃ い ま す ( ඉ-ඉ )
初コメ失礼します!!! 一生ROMってたんですけどもう!ほんとに最高すぎて!コメントしちゃいました!! もう涙腺崩壊ですね、天才ですほんと、書き方大好きです!!
めちゃ 最高 です 😭😭