tbur.視力障害パロ.
自分はストレス性視力障害について全く知らない為本来の症状とは異なっていると思います.
tbtb.↪ツボツボ
aosn.↪アオセン
trgn.↪トリギン
aoi. side.
いつも通りの署内で話していたらtbur.が来た。
でも何処か何時ものtbur.と違う。
そう思い少し注意を払いながら見てるとtbur.がkyp.とぶつかった。
「…いてぇな畜生。」
「ぶつかって来たのはtbtb.だ。」
「……あぁ、kyp.じゃないすか。」
「あぁ俺だ。」
「大丈夫か?フラフラしてるみたいだが…。」
「…あー、大丈夫っす。」
「そうか?なら良いが早めに病院行っといた方がいいぞ。」
「うっす。」
何時も通り話してる。
でもやっぱり違和感があってtbur.に駆け寄る。
「rdo.?」
「どうした?」
mng-.とnrs.に話し掛けられても俺の足は止まらない。
そんな俺に皆は困惑しながらこっちを見る。
そんな事気にしてられないくらい、確認したいことがあった。
もしかしたら彼奴…、なんて、 嫌な予感が心に渦巻いて歩みが早くなる。
気付いたらtbur.の手を取っててはっとした。
「……なんだァ?」
「…tbur.。 」
「、あぁ、aosn.か。どうしたんですか?」
「……tbur.、病院行くよ。」
「…なんでだ?」
「良いから。行くよ。」
「ッ、aosn.、力強いっす。」
「ぁ…、ごめん、…。」
無意識に強く掴んでたtbur.の手を離して何も言わず手錠をし護送する。
…やっぱ、急に触れると少し反応してるな。
「どうしたんだ?rdo.。 」
「いや、…勘違いかもしれないけどちょっと確認したいことがあって。」
「我らは行かない方が良いやつか、?」
「うん、まだ。」
「わかったぞ!なんかあったらすぐ連絡くれよ!」
「うん。」
ork.とkuti.が聞いてきた疑問に簡潔に答えて署を出る。
無線にも一旦抜けることを伝えてヘリで病院まで向かう。
途中、stateからintd.さんに電話を掛ける。
「あ、すんませーん。aoi.ですー。」
『あぁどうしました?』
「今からtbur.連れて病院行くんで、準備をと思いまして。」
『…?わかった。でもなんでだ?』
「……tbur.、もしかしたら、…。目が見えてないかもなんです。」
『それは…!わかった。すぐに対応出来るよう準備をしておく。』
「お願いします。もうすぐ着きますけど、準備はそっちのペースで大丈夫ですー。」
『了解、待ってる。』
電話を切りふとtbur.を見ると俯いて少し震えていた。
バレるのが怖いんだ。
きっと自分で分かってた、でも迷惑を掛けたくなくて病院にも行かず黙ってたんだ。
そんな事しなくたって誰も迷惑だなんて思わないのに。
変なところで神経質なんだよな、此奴。
「……tbur.。」
「………なんすか。」
震えた声で応えてくれる。
顔はずっと俯いたままだ。
「…ごめんね。隠してたんでしょ。でも、これ以上悪化して欲しくないんだ。」
「……。」
「迷惑だから、じゃないんだよ。tbur.のことが好きだから。前みたいにずっと笑ってて欲しいから。」
この好きが後輩としてなのか仲間としてなのか、恋愛としてなのか。
俺にも分かんないけど、俺はtbur.の笑った顔が大好きだから。
そんな意味を込めて言うとtbur.はやっと顔を上げた。
でもやっぱり、見えてないからか俺の方を見れてなくて、少し自分の顔が歪んだ気がした。
「…着いた。今から病院入るよ。」
「……はぃ…。」
病院に入るとintd.さんの他にtrgn.とmsr.先生がいた。
もちろん他にもいるけど、intd.さんの隣に居るってことはその3人でやるんだろうな。
そう思い俺はtbur.の手錠を外してtrgn.のゆりかごにバトンタッチする。
「じゃあ、rdo.くんも来てもらおうか。」
「分かりました。」
「それじゃあこちらに。」
msr.先生に案内された個室でtbur.をベッドに座らせ診断を始めた。
「サングラス外してもいい?」
「、あぁ、大丈夫だ。」
「ありがとう。……、少し目の辺りを触るよ。目は開けてて。」
「…はい。」
「違和感に気付いたのはいつだ?」
「…、2週間、くらい前からだな、。」
「そうか。」
intd.さんが状態を訊いてtrgn.が状態を診てmsr.先生が診断書を書く。
連携が凄いなぁなんて感心してるとtrgn.が口を開く。
「外傷なし、充血あり、かすみあり。瞳孔は少し動いてる。挙げられるのはストレス性視力障害。」
「tbur.、今両方光当ててるんだけどどっちかだけでもわかる?」
「……少しだけ、…。」
「おっけー。」
ストレス性視力障害。
そっか、そうだよな。
tbur.だって人間だ。
普段あれだけ暴れててもストレスは溜まるはず。
俺は…、暴れて発散してるもんだと思ってた。
でも此奴は溜め込んでたんだ。
対応課として近くに居たはずなのに気付けなかった。
悔しくて手を握り込む力が強くなる。
「……うん、一通り診たけどストレス性視力障害が一番当てはまる。結構重度だね。」
「思い当たる節はあるか?」
「………。夢、で…、皆が離れて行くんだ…。一人ずつ、毎日…。」
「…そうか。」
「、それ、で…、離れてくごとに前が見えなく、なって…。」
「うん。」
「夢だって分かってても、…その日離れた人が、目に映らなくなっていく、…。」
「うん。」
「……。」
知らなかった。
気付けなかった。
tbur.がそんな夢を見て悩んでたなんて。
この2週間、少し調子が可笑しいと思うことはあっても特に気にしてなかった。
それを、こんなに後悔するとはね…。
「ストレス性、だから薬的な治療は出来ない。十分に休息を取ることが大事。」
「一番はストレスを溜め込まない事なんだけど、そんなの無理だからまずは人を頼ろうか。」
「…たよ、る、」
「そう。tbur.は人を頼らな過ぎっていうか、キャラを気にし過ぎなんだよね。」
「特殊刑事課のtbur tkm.としてのキャラが鎖になって弱い自分を出せてないんだよ。」
「……。」
「だからさ、無理にとは言わない。少しでも良いから人に自分を見せてみて。」
「辛かったら泣いていい。甘えていい。誰も嫌がることは無いから。」
「ッ、…ふ、ぅ…。」
優しく言うtrgn.の言葉にtbur.は涙を流す。
そういや、tbur.の涙なんて見たことがなかった。
裏でバレないように泣いてたのかな、なんて思ってまた気付けなかった自分に嫌気が差す。
口を開いても言葉が出なくて、そっとtbur.の頭に手をまわして自分に寄せる。
「……ん゙…、aosn.、…?」
「…うん。」
「…おれ、甘えていいんですか…、。いっつも、迷惑ばっか掛けてるから、せめて迷惑事を増やさないようにって、思って、…。」
「、うん。いいよ、いっぱい甘えてよ。いつでも受け止めるから。」
「……、…ぁりがと…、ぅ…。」
「うん。」
ありがとう、か。
俺は何もしてない。
症状がここまで来るまで何もしてあげられなかった。
だからこそ、今からでもtbur.を安心させてあげるから。
ふわふわな髪をそっと撫でながらいると、微かに寝息が聞こえた。
「、寝ちゃった…。」
「安心したんだろうな。このままこの部屋使って構わないから、起きるまで一緒に居ておいて欲しい。」
「…もちろんです。」
「ありがとう。それじゃあ俺達は戻って説明する。警察側には言わないでおくからtbur.が起きたら聞いてやってくれ。」
「はい。本当にありがとうございました。」
「あぁ、こちらこそ。」
tbur.を動かさない程度に頭を下げて部屋から出るのを見送る。
安心したのか、静かに眠って動かないtbur.に少し心配になる。
よく寝れるようにベッドに寝かせ横に座る。
ふといつものサングラスが目に入った。
思い付いた、次の誕生日は補正のついたサングラスでもあげようかな。
市長に頼めば作ってくれるよね。
楽しみだな。
待っててね、tbur.。
コメント
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めちゃくちゃ大好きです!この続きが気になります!
めっちゃ好きです...!