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attention please .


・青桃

・nmmn

・死ネタ 同性愛否定的表現 有




「 はぁはぁはぁ っ ⋯⋯ 、 ッッ 」

「 どう ッ 、 して っっ ⋯ 、 !! 」


[ ごめんな 、 もう ダメみたいだ

──── は 逃げてな

──────── ]


「 嫌だ嫌だ嫌だ っっ 、 ⋯ !!!!!! 」

彼からのメッセージが脳裏に浮かんで離れない

どうして 、 どうしてこうなってしまったのだろう

彼は 今どこにいるのだろうか

どうして 、 彼は 、 彼は ⋯⋯


《 居たぞ っっ !!!! 》

《 今すぐ 捕まえろ ッッッッッ !!! 》


「 っぇ 、 ⋯⋯⋯⋯ ッッ 、 」

もう 、 来てしまったのか

なんて 冷静になれる暇なんてないくせに


《 っっ 、 乾財閥のお坊ちゃまだぞ ッッッッッ !!!!! 》


「 ッッ ⋯⋯⋯ 、 やめろ 、 」

やめてくれ 、 どうか その名を呼ばないでくれ

⋯⋯ 嗚呼 、 やっと この鎖から解放されたと思ったのに



【 いいか 、 絶対に我が一族の名を汚すような事はするなよ 】

【 そんなものがなんだと言うのだ 、 ずっと1位で居なければ意味は無いだろう 】

【 お前の見合いが決まった 、 無論 逆らうことは許さない 】

【 馬鹿馬鹿しい 、 男同士の恋愛なんて気持ち悪くて仕方ないだろう 】



「 あのっ 、 くそじじい ッッッッッ !!!!! 」

舌打ちをしたって アイツに届くわけないのに

「 ⋯⋯ っは 、 ッッ 、 どけよ っ 」


「 ⋯⋯⋯⋯ どういう事だ 、 ないこ 」

目の前に居るのは紛れも無い 俺の父親

まぁ 、 もうこの人とも縁を切るつもりだけど

「 ⋯⋯ 父さんこそ こんなにめんどくさい事嫌いでしょ 、 なんでそんなに俺に構うのさ 」

「 だったら 、 私の言う通りに動きなさい 」

「 はっ 、 それは 幾ら父さんでも無理だね 」

「 ⋯⋯⋯⋯ 、 それならば力付くでもお前を止める 」

「 ⋯⋯ それは無理だよ 、 だってもう 何もかもが遅いから 」


バン ッッッッッッッ キキキキキ ィィィ ーーー ドカ ァァァァァァ ンンン ッッッッッ !!!!!!


「 なっ 、 !? どうして っ 、!!!! 」

「 父さん 、 こんな息子でごめんね 」

















『 ないちゃん 、 っ ! 迎えに来たよ ッッッ !!! 』

『 ほんま 無理しすぎやねん 、 っ ! 』

『 あ ― あ 、 りうらが頑張ってつくった 爆弾意味なくなっちゃったじゃん !! w 』

『 ⋯ まぁ 、 そんなのはええから 、 ないこは早く行ってこい っ !! 』

「 ⋯⋯ っ 、 ! うん っ 、 ありがと あにき ッッ !!! 」
















「 ん 、 あれ 早かったやん 」

「 ⋯⋯⋯⋯ 心配させんなよ 、 ば ― か っ 」

「 ふふっ 、 ごめん ごめん 、 結構 危ない状態だったからさ 、 w 」

「 んもぉ 、 笑い事じゃないっていうのに ⋯⋯ 」

「 まぁまぁ 、 愛しの彼氏様が迎えに来てくれたんだから 喜んでやぁ ~ w 」

「 はぁっ ? 、 自分だけ先に逝くみたいなメッセージ渡してきた奴を誰が愛おしく思うんだよ っ !!!! 」

「 んふ 、 じゃ 逝こっか 」

「 ⋯⋯ うん 、 逝こう 、 ! 」



そうして 、 俺たちはお互いの背中を力強く押した


⋯⋯ これで もう誰にも文句なんか言われない

父さん 、 こんな息子 どうして殺さなかったの ?

どうして 、 父さんは俺を育てたの ?

これだけは どうも分からないんだよ

何でだろうね 、 どうして 今目の前で泣いている影が

5つもあるのかな ?


はっ 、 なんだ 愛されてたんじゃん 俺
















⋯⋯⋯⋯ 俺が1番 馬鹿だったね

この作品はいかがでしたか?

139

コメント

2

ユーザー

なんか、切ない感じだ… 物語書くのお上手ですね! 僕も早く同性愛が認められて欲しいです

ユーザー

どうか 1日でも早く同性愛が認められる世界になりますように そんな思いを胸に書かせて頂きました ᝰ✍🏻 ここまで 見て頂き有難うございました っ 🙇🏻‍♀️

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