【出られない部屋】
mn「 」
gn『』
「………………」
『………………』
「え、あのさ…何、ここ」
『俺が知るわけないだろ……』
「めっちゃ大きいベットしかない。あと棚と冷蔵庫とシャワールームと謎の部屋」
『そこそこ色んなもんあんじゃねえか』
「ところで……gnちゃん、その手紙……」
『ああ…よ、読む?』
《ようこそ。ここは媚薬100本使うまで出られない部屋。棚の上にある瓶を色んな方法で消費すること》
「はあ〜???嘘、……」
『嘘、であって欲しかったけど、棚の上に瓶あるからさあ……』
「とりあえず1本、飲んどく?」
『…100飲まなきゃなら1でばてるわけないようなものなのかなあ……飲むか』
ごく……
「ううん…ちょっとなんというか、甘苦い…というか」
『はあ?これが苦いって?めっちゃくちゃ甘いんだけど』
「えぇ〜僕の苦手な味する〜甘いのに苦い〜うえぇ〜」
『普通にまずい飲み物100本じゃん』
「これ…色んな絶望があるね……」
『食料はあるみたいだし、しばらく過ごして地道に減らしてこうか』
「……これ媚薬な事忘れてない?」
『……そうだった……』
『ノニ100の方がマ……シじゃない、かも』
「どっちだよ」
『ぷあ、っ……はあ、とりあえず限界まで減らしてやったぞ……』
「うわgnちゃん、きも…なんで急に7本も減らすんだよ」
『飲めるうちに、味への恐怖がないうちに減らしとかないと』
「じゃあもう恐怖じゃんか」
『それは……頑張る』
「僕まだ1本……」
『もっと飲めや』
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
『はあ、ぁ、…ふ、はあ』
「ご、gn?大丈夫……」
『mn、ごめんあっちいってて』
「え?そんな、なんで」
『…いいから、せめて今10は減らしたいから』
「は?gnばっか、僕も……」
『今は、俺が頑張るターンなだけ、これは戦略で帰るしかないから。次mnが頑張ってよ』
「わ、わかった」
ガチャ バタン
gnside
mnが別室に行ったな。一応ドアが閉まっているかちらっと確認してからその部屋から1番遠い角に来た。部屋の隅、俺の周りには媚薬が12本。俺が持ってきたとはいえ多い。シンプルにノニを飲んでいるのと同じ感覚でつい頭痛がするような気がする…。さて、なぜ俺がmnと離れたのか。俺にはこの12本を減らす戦略があった。
『ほんとにまっず…ぁ、はあ』
ガチでまずい。段々舌が麻痺って来た気がする。ラッキーだ。今のうちに全部飲みきってやる……
『ぉうえぇ……あ、がは、う”ッ……』
mnには言えない。この媚薬、効果ある。いや、もう30近くのんだ俺には効果がありすぎていた。この飲み物によって溜まる熱を貯めるだけ貯めて発散する。これが俺の戦略だ。
『ん、…ふっ、ふあ、はっ…くそ』
『あ、んぃ…ふ、ふ、はあ、はぁ……』
『もん、ん…あ、ぁいく、…うっ』
……あれ?収まんない?媚薬って、そんなに強いのか?まずい収まらないやばい。
俺は限界まで媚薬の効果を貯めていた。発散すればきっとスタートに戻れるから、と。
しかし熱が収まらない今、貯めまくった熱が微塵も発散されないことに絶望していた。
mn……mn、俺ダメかも……
ガチャ
「ね、gnちゃん、そろそろ僕も手伝わないと」
「……gn、ちゃ、ん?」
『はあ、ぁ、ん、mn…こっち来んな…』
「え、大丈夫?顔が真っ赤だよ?」
『だから近づくな』
「な、んでよ」
『馬鹿だな!今、俺30近く飲んでんの!お前を視界に入れたら俺……』
「gn、こっち来て」
『だから何度いわせ、んだ、っ』
『は?』
片目だけを開けて指の隙間からmnの様子を伺ってみると大きすぎるベットの上でmnのそこを指で広げながら俺のを求めるようなポーズをして頬を赤く染めていた。
「gnちゃん…び、媚薬ってローションに混ぜても使った判定になると思うんだけど…」
「試しに3本混ぜて解したらその、僕我慢、できない……」
《早くgnちゃんの…頂戴?》
『ブチッ』
俺の理性が切れる音。mnはきっと自分がこんなことしたら俺が止まらないことも我慢できなくなることも承知で言っている。
彼も彼で我慢できなくなってしまったのかもしれないが、俺のこの熱の発散を手伝ってくれるようだ。へえ……
『わかって、やってるよね?』
「……う、ん」
消え入るような声で言った彼は恥ずかしくなったのか枕に顔を沈めた。そのすきに
『もういれれるね』
「えちょ、ご、ぅあっ」
顔を沈めている間に光より早く近づいた俺を認識するまでに時間がかかっていたようで
「ちょ、はや、はげしっ…んん♡」
「gnッ♡ご、ん♡とまっへ、おねがい」
『止まれないって、わかってたよね』
「んっ、♡そうらけど♡ごんちゃ、辛そーだったからッ♡♡」
『だからmnで発散させてくれんだよね。ありがとう』
「んやっ♡gn…ッ♡♡ぃ、く」
ビシャッ
「んぉッほ、??!?!!?」
「ご、ちゃ、何かけて…」
『媚薬。これでも消費できた判定だろ』
「や、かかったとこ、びんかんに、」
『…何?首とかも敏感になっちゃった?』
「な、やっ、触んなああ”ッ♡♡♡♡」
『うわ、触っただけでイッたw』
「だえの、せいだとッ♡」
『はいはい、俺のせいだね、ごめんねmnはこっちでイキたいよね?』
「おお”ッほ、あ”、やおく、やめ」
「んぉッ♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡」
『きったねー声だなー』
「…んッ?!、いきなりや、…?!」
『媚薬、追加で飲まないとさ』
「だからって口移し……」
『ほらほらー消費しないと。かけるよ飲ますよ』
「この……どえす……」
『はは、褒め言葉褒め言葉』
「gn、ちゃ、や、またイク…♡♡♡♡」
『早くイケよ』
「ん”ぉッほ、あ”あ〜〜♡♡♡♡♡♡」
〜〜〜〜〜〜〜
『あのさ…あと何本残って……』
「……43」
『嘘だろ……』
コメント
6件
まるへや最高ですほんとにありがとうございますうへへへ
長くなってしまったためここで1度終わり。続きを書くかどうかは皆さんの反応数で決めます。次の話書いちゃうかも