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「光…あたし、どうすればいいと思う?」
れいなから、2ヶ月ぶりの連絡がきた。
裕貴のあのあとは知らないし、わかりたくない。
「れいな、学校とりあえずおいで?ふさぎこんでも楽しくないって」
できるだけ、軽く言ったつもりだ。
「ム、ムリ…だって、みんな、きっと…あたしのこと、見下すんでしょッ」
プライドの高いれいなには致命的だ。
「じゃあさ、あしたの6時、理科室に来てよ」
「ろ、6時??」
「放課後だし、だいじょぶでしょ?窓開けとくね」
そう言って電話をすぐに切った。
すごく楽しみ。