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4 - 第4話 新たな仲間、死滅のドラゴン•ナイト

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2025年05月30日

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悠真視点

あれから一週間が経つ。まだ簡単なものばかり。強いて言うならバニッシュやナイトの旅、ルービックキューブをクリアするやつは手応えがあったかもしれないが、悠真は全て手順を暗記しているので余裕だった。そして今、第五の町フィファータウンにいる。今回はこの町の悠真の行動とともにこのゲームの仕様について説明していこう。まず、このゲームは階層によってルールが異なる。この第五層は、モンスターと戦ったりできるファンタジー世界だ。

ーフィファータウン宿屋ー

「お客さん!いらっしゃい!」

「今日一泊するわ」

「はい!じゃあ、50レイトね!」

「はい。」

「まいどありー!ほな、ゆっくりしてやー!」

このめっちゃ関西弁な人はNPCである。宿屋では泊まる回数だけどんどん階乗のように値段が上がるため、一泊で済ます人がほとんどである。あと、この世界のお金の単位をレイトという。また、ここがセーブポイントとなり、モンスターにやられた場合のみ生き返ることができる。

次の日、悠真はモンスターのいるフィールドへ。最初のMPとかはモンスターと戦うためにあったのだ。

「お、早速出たな!いや、スライムかよ〜ワンパンで終わるじゃん。俺が求めてるのはフレンドモンスター。お前じゃないの」

なんとこのデスゲームでは、モンスターを仲間にすることができるのである。しかし、フレンドモンスターと設定されているやつだけの話。悠真が求めているのは、キャットワイトという猫型のフレンドモンスター。見た目は可愛らしいが、性能が結構良いレアモンスター。具体的に言うと、ご主人様へのバフや共闘してくれる。それもなかなか強く、レベル1でも、その辺の少し強くなった雑魚モンスターを木っ端微塵にすることができる。このゲームはほぼ自由なだから、基本何でもできる。デスゲームで自由、かなりやばいが、死なない限り平和なので結構やりがいがあってできるゲームというのでかなり悠真は楽しんでいる。

悠真がキャットワイトを探して1時間が経過した。

「あぁー、そろそろきてくれよー。」

もう疲れ切っていた。そろそろ限界だと思っていたところ草が不自然にカサカサと動いていた。

「あれは、まさか?」

近寄ってみると、それはキャットワイトだった。

「よし!捕まえるぞ!ここでミスったら自殺する!!」

しかし、威勢の良いのは最初だけだった。

20分後、

「あー、高性能だから捕まえんの厳しいな。でも、これも数式を立ててあげるだ・け・で〜」

すると悠真はフェイントをかけてキャットワイトめがけて〜

「捕らえられるんだよなー!まぁ、これは簡単な応用の中でも基礎の計算をするだけでできるんだよね〜。」

とりあえず、あとは帰るだけだな、と思っていたその時、

「グワァーォォォオ!!」

これは、夜のどっかにランダムエンカウントする最強種の一匹、ドラゴン•ナイト。奴はドラゴンの上に人形モンスターがいるそれのコンボがやばい。ドラゴンが炎で行き場を無くして、ナイトが滅ぼしたりというコンボ、即死級の攻撃の祭りにより、たくさんの人たちが宿屋送りとなった伝説のモンスター。

「ドラゴン•ナイトか、なかなか手強い。しかし、キャットワイトを使うしか方法がないのが今回の難しいところだな。でも、まぁ、なんとかなるっしょ。」

現在このバケモノに勝ったものはいないが、悠真は余裕だと思って臨もうとしている。キャットワイトを出した瞬間、ドラゴンに攻撃し、半分以上のダメージを与えた。

「え?やばいやん。は?ゲーム崩壊した?」

悠真はキャットワイトのステータスを確認すると、

「レベル5で攻撃450!?そりゃ強いわ。」

数分後、強すぎて、一瞬で戦いは終わった。

この先の悠真の運命はどうなるのだろうか。


あとがき

どうもあざらんだよ!久しぶりの投稿となったけど、どうだった?

この作品はいかがでしたか?

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