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大森side
あれから数時間経っただろうか
若井先輩はもう眠ってしまった
「藤澤先輩どうします?」
「僕明日プレゼンだから早めに帰らなきゃで」
「え?」
「ごめん!元貴くん!」
「こいつ送ってって!」
と言われタクシーを呼び今は僕の肩に若井先輩の頭がある
寝顔もかっこいい
ずるい
僕は若井先輩の顔が好きだ
入社してからずっと狙ってた
タクシーから若井先輩を頑張って玄関の前まで運んだ
「若井先輩」
「お家の鍵ありますか?」
「ん、んん…」
すごく眠たそうな顔でこちらを見てくる
正直かわいい
「先輩、カバンの中見せてもらいますよ?」
僕は若井先輩のカバンを覗いて鍵を探した
やっとの思いで見つけ出した
「お邪魔しまーす」
僕は若井先輩を運びながら先輩の部屋へと入った
中は少しごちゃごちゃしていて家自体は広いのに
台所にはカップ麺とお酒の缶がたくさんある
ソファーには洗濯物が山になってる
家事仕事があまり得意そうではない
そう思っていたら先輩が起きて僕を見つめた
「あ、おはようございます」
「僕はもう帰りますね」
礼をして帰ろうとした時に腕を掴まれた
そして唇に何かが当たった
それは若井先輩の唇だ
僕は理解ができずにその場に立ち止まった
のちに舌が入ってきて息をするのが難しくなった
そのまま夜のお遊びが始まった
僕の中に先輩のモノが入ったり
部長よりもずーっと気持ちいい
何回も僕のことを好きって言ってくれた
若井side…
目を開けたら俺の部屋の天井だった
あれ、昨日って何してたんだっけ
飲みに行ってたような…
まあいいや起きよ
俺は起きようと体を動かしたが何か俺のお腹の部分に重みを感じる
シーツをめくってたしかめた
「えっ!?」
そこには人の足があった
俺は恐る恐る右を向いた
そしたら、
「お、大森!?」
大森がいたのだ
俺の頭では追いつくことができなかった
まずなんで大森が?
あと1番の問題が全裸であること
「んん…あっ!先輩」
「おはようございます」
凄い愛くるしい笑顔で俺を見つめてきた
自分がいることを当たり前のように話してる
「えっ、大森なんでここに…?」
「なんでって、若井先輩が始めたじゃないですか」
「は、は?お前何言ってんの?」
「きもいんだけど」
「は、早く出てけよ」
俺は焦って思ったことを全て出した
そして床に落ちてる大森のスーツなどかき集めて廊下へと投げ、大森を部屋から追い出した
「はぁ、はぁ、」
朝からまじでなんなんだよ、
気分悪い
朝らからストレスを感じながらベッドのシーツを整えようと触ったとき、シーツはすごく濡れていた
俺はこれがなんなのかすぐに分かった
って、俺はあいつとヤったのか?
あいつと?俺が?
ないない!同性のことを好きになる訳がない!
そんなことを思いつつもそうだと思うしかなかった
7時38分
*
*
*
*
「やばっ!もうこんな時間!」
俺はさっきまで考えていたことをすぐに捨てて仕事に行く準備をした
朝ごはんは今日もゼリーでいいと思っていたがリビングからいい匂いがしてきた
何も調理とかしないからこんな匂いおかしいと思いながらリビングへと行ったらそこには、大森がいた
シワシワなシャツにシワのできたズボンを履いてキッチに立っていた
「は?お前なんでまだいんだよ、」
「あっ!先輩」
「勝手に使ってすみません」
「いいからどけ、」
「早く出てけ」
「今一番見たくねえのお前の顔」
俺は大森を押した
「てか、家にいる時点できもいし」
「俺、部長じゃねえからさ」
「お前となんかとヤりたくねえし」
結構ひどいことを言ってしまったのか大森は俯いた
「おい、言いたいことあんなら言えよ」
「誘ってきたの、そっちじゃないですか…泣」
小さい声で呟きながら綺麗な瞳から涙が出ていた
そしてすぐに家から出て行った
俺は訳もわからず大森が作っていたフレンチトーストを勿体ないと思い、食べた
「うまっ」
味はすごく美味しい
だけど大森の言葉にすごく引っかかる
「誘ってきたのはそっち」って
どういうことなんだよ
変な感情を持ちながら会社に着いてしまった
オフィスにはいつも通りの人がパソコンと向き合っている
その中に大森もいる
「よっ、若井〜」
この声は、藤澤か
「なんだよ」
「昨日は大変だったねぇー」
「あんな飲んで寝っちゃってさー」
「大丈夫そ?笑」
「ま、大森くんのおかげで家に帰れたのはよかったねー」
口調は馬鹿ほどイラつくけど、大森が俺のことを家まで運んだだと?
もしかして俺、そのまま酔って大森のこと誘ったのか?
だとしたら俺、クソほど酷いこと言った、、
謝る…か、、
でも俺は謝る行為が1番苦手
俺が悪いはずなのに「ごめんなさい」という言葉が出ない
だから何度も客と揉めたことがある
でも、今回は俺がまじで悪いし謝らなきゃ
それに上司として!ここはしっかりしないとセクハラになる
こんなことを考えていたらあっという間に昼がきていた
俺は大森を昼飯に誘おうかと決意し大森のデスクへ向かった
「お、大森」
「一緒に飯でも、どお?」
「…」
いつも爽やかで元気いっぱいな大森ではなく、目に光がなく闇に包まれているような大森がこちらを見て無視して藤澤の所へ行った
藤澤にはいつも通りの対応だ
俺はその光景をみて許せないと思った
俺だけに甘えて俺だけを飯に誘って…
俺、大森に堕ちてる?
続…
コメント
1件
ああああああああああああああ😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭 ありがとう神様!!!!