この作品はいかがでしたか?
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イギアメです。
妄想注意
イギリスさんがかなりブリカスやってます。
イギリスさんが嫉妬してます。
アメ日要素有ります。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
思えば、君が彼を鎖国から引きずり出した頃からだろう。
君が、彼に目を奪われていたのは。
第一次世界大戦も、第二次世界大戦も、君は、残酷ながら美しい彼に釘付けだった。
私が、それをどんな感情で見ていたのかも知らずに。
それは、今でも変わらない。
今の君と彼は、両依存、とでも言うべきか。
切っても切り離せない関係だ。
今はもう、私達他国が入る隙などない。
どうすれば、君は私を見てくれるんだ?
彼への好意に、私は勝つ事ができるのか?
いいや、有り得ない。だが、たった1つ君が彼に向ける感情に勝ることが出来る方法がある。
……嫌われる事だ。
私が酷いことをすればするほど、君の心に私という存在を刻めつけられる。
それに、日本君は、裏切ることなんてしないだろうが、一部の日本国民はどうだろうか。君に怒りを向けている輩もいるだろう。
余り、期待してはいけないということを教えなければ。君が傷付いてしまう。
さぁ、そうと決まれば行動に移すのみだ。
〜〜〜〜〜お茶会時〜〜〜〜〜
その日二人は、和気あいあいと話していた。
イギリスは、話を切り出す事に躊躇していたが、遂に話を切り出した。
「……ところでアメリカ。」
「ん?何だよ?」
ケーキを食べながら、不思議そうにするアメリカを見て頬が緩みかけたが、慌てて立て直した。
「…急な事で悪いが君は、日本何かとは縁を切った方が良いだろう。」
そう言った瞬間、アメリカの食べ進める手が止まった。
そしてこちらを見てこう言った。
「…は?」
と。
それは先程の緩い声ではなく、静かな怒気を含んでいた。
「どういう事だよ。」
アメリカに詰められたイギリスだった。
が吹っ切れたのか、話し始めた。
「いやね?あの小国に利用価値はもう無いじゃないかと思い始めて。考えてもみたまえ。あの国は、所詮戦争が起こったときの為の壁でしかない。それ以外の利用価値がない。」
「!…何てことを言うんだ!アイツは利用価値とかそんなんじゃないだろ!お前のその他国を下に見る性格!いい加減改めろよ!それに、お前だって小国だろ!」
案の定日本を庇うアメリカに、イギリスは少々心を痛めながら、更に話を進める。
「私が小国?あんな下級共と同じにしないで頂きたいね。何より、君は彼等に余り信用されていないぞ。」
そう言うと、アメリカは目を見開き小さく動揺の声をあげた。
「くふふっ…アメリカ、君は信用されていると思ってたのかい?残念ながら彼の国民の大多数は、そうは思っていない。実際思っているのは、{アメリカは戦争が起こった際、自分達を見捨てて、自分達の国を戦火に覆わせるだろう}だ。」
「なっ…そんな事…俺は…!」
傷付いたアメリカに追い打ちをかける様にイギリスは言う。
「君、一部の日本人になんて言われているか知ってるかい?“アメカス”だなんて言われているんだぞ。まぁ、私もブリカスと言われているがね。」
アメリカは、それに反論する様に言った。
「に、日本はそんな事言わない!」
「ああ、彼は言わないだろうね。でも彼以外の日本国民は間違いなく言うだろう。原爆投下やベトナム戦争。他にも色々、君はやらかした。世界の警察?一部の日本人が聞いたら溜息さえ出ないだろうね。」
「っ……。」
下を俯き過ぎたのか、アメリカのサングラスは、机へと落ちた。
アメリカの目には涙が溜まっており、唇を噛み締めて泣くのを堪えていた。
「!……何を泣いているんだい?私は君に悪口では無く事実を言っただけ…」
まだイギリスが喋っているにも関わらず、アメリカはイギリスの顔にグーパンチをお見舞いした。
「っ!……Go to hell!You motherfucker!」
そう言ってアメリカは去っていった。
「なっ!…おやおや…本当に下品な子だ。…なんて」
「それにしても…最悪だな、私は。」
イギリスは一人、そう呟いた。
〜〜〜〜〜後日談?〜〜〜〜〜
その後、イギリスはフランスとお茶会をしていた。
「…………なぁ、その傷の事について私は触れていいのかい?どうしたんだい、その傷。」
「ん?ああ、大丈夫。アメリカに日本君と縁を切れといったら、殴られただけだから。いやはや何故殴られたんだろうね。見当もつかないよ。」
「は?ブリカス老害じゃん。」
「ブリカス老害?!この私が?!」
「いやさ、君言ったことの重み分かってる?絶対にマジで嫌いになられたヤツだよ、それ。君って前から皮肉だけじゃなくて、失言も沢山するから、嫌われるんじゃないかとヒヤヒヤしてたんだけど、もう手遅れかぁ。」
そんなフランスの言葉に、イギリスは一瞬だけ居心地の悪そうな顔をしてからニコリと笑い、言った。
「……まぁまぁ、折角の淹れたての紅茶が冷めてしまうよ。早く飲もうじゃないか。」
「…はいはい、分かりましたよ英国紳士サマ。」
そんなイギリスにフランスは気付いてないフリをした。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
キャラ崩壊しかないですね…。
スミマセン…。
因みにアメリカ君の英語は「地獄に落ちろ!このクソ野郎!」という意味です。
ググったら出て来ました。
いやはや、本当にGoogleは役に立ちますね。
コメント
6件
めっちゃ好こ♡( ᵕωᵕ♡ )
だから🇬🇧ブリカスと言われるのか……
うわぁ…自分が書いてる途中の文面と公開したときの文面違い過ぎて引いてます…。これからは思い通りの文面に出来るように頑張らなきゃですね…。