今回はしゅり様のリクエストを基に作った物語です。
リクエストありがとうございます!
それでは本編、どうぞ!
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樹side
どうも!樹です! 俺には可愛い可愛い弟が5人もいるんすよ。
俺らの両親は交通事故で亡くなったから、俺が父親代わりで弟達を育ててる。
では俺の朝をご覧下さい!
優吾「兄ちゃん、朝だよ!起きて!」
樹「んん〜、おはよう」
優吾「おはよ!」
今、俺の事を起こしてくれたのは次男の優吾。
俺の3歳下で中学1年。中学生になって今までよりお兄ちゃんぽくなった。でも、
優吾「兄ちゃん、ギューして!」
樹「はいはいw」
2人きりの時には甘えてくる。それを見てるとまだまだ子供だなって思う。
優吾「ありがとう!俺ご飯作るからみんな起こして来て」
樹「了解」
優吾と分かれて俺は三男と四男の部屋へ。
樹「起きろー、学校だぞ!」
北斗「んぅ〜、おはょぉ」
大我「ふわぁ…おはよぉ」
北斗「樹兄ぃだっこぉ」
大我「北斗ずるい!僕も!」
朝から抱っこをせがんでくるのは三男の北斗と四男の大我、小学3年生の双子。
2人はよく似てるから、同じ時に同じ事をしたくなってすぐ喧嘩する。だいたい北斗が負けんだけどねw。
樹「慎太郎とジェシーを起こしてくれたら抱っこしてあげる」
北斗「はーい」
大我「わかった!早く行こ!」
2人を連れて五男と六男の部屋へ。
北斗「朝だよ」
大我「しん、ジェス起きて!」
慎太郎「おはよぉ!」
ジェシー「おはよ!」
元気よく起きたのは五男のジェシーと六男の慎太郎、ここも双子です。保育園の年長さん。
2人とも超がつくほどのわんぱく坊主!
慎太郎「樹兄抱っこ!」
ジェシー「僕も僕も!」
北斗「ダメ!僕が先に言ってた!」
大我「違う!僕が先!」
あぁーどうしよ…。誰からやろうか?
なんて悩んでたら優吾から“ご飯出来たよ”と声をかけられたので、抱っこはお預けでご飯を食べた。
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学校や保育園の用意が終わるとみんなで外に出る。 毎朝途中までは一緒に行くのが日課。
1番最初に分かれるのは優吾。
樹「気をつけてな」
優吾「うん…」
少し寂しいのか顔が曇る。
樹「頑張って来い!ワシャワシャ」
そう言いながら頭を撫でると嬉しそうな顔で“行ってきます!”と言って歩き出した。
それを確認して進むと今度は小学生の2人。
北斗が右足、大我が左足にくっ付いて離れたくないアピールが始まる。
樹「ほら2人とも学校遅れる」
大我「樹兄といたい」
北斗「ほっくんも」
思わず“じゃあ行かなくていいか”って言いたくなるけど、ちゃんと行ってもらわないとな。
樹「学校頑張ったらいっぱいギューしような」
大我「ほんと!?じゃあ頑張る!」
大我は納得してくれたけど北斗がまだくっ付いたまま。すると、
大我「北斗、しつこいと樹兄に嫌われるよ?」
北斗「やだ…」
大我の言葉を聞いてすぐさま離れる北斗。すごい効果w。
樹「2人とも頑張って。行ってらっしゃい」
大我「行ってきます!」
北斗「行ってきます……」
温度差がすごい2人を見送って最後に保育園に行く。
樹「ジェシー、慎太郎また夕方お迎え来るからな」
慎太郎「はーい!」
ジェシー「はぁい!!」
元気に返事した後“兄ちゃんぎゅー”って言いながら抱きついてきた…思ったら、すぐに部屋に行く2人。展開速すぎてついてけない。
末っ子の2人が1番あっさりしてるわw。
さぁ全員見送ったし俺も高校行くか!って気合いを入れて学校に行くのが俺の毎朝。
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どうでしたか?
期待にお応え出来ていたら幸いです。
またのリクエスト、お待ちしております!
コメント
6件
リクエスト失礼します💦何度もありがとうございます 樹受けで、飲み会?樹が酔って襲われる的な。 お願いします(❁ᴗ͈ˬᴗ͈)