8話「2人の思い」
※rb視点に戻ります
R「…もう、あとちょっとやで」
Z「…?」
R「俺が、死ぬまで。」
Z「っ!…そんなん、まだ分からんやん…」
R「もう俺に可能性はないで…」
なぁ、ゾム。
俺が死ぬことは、誰にも変えれんのやで
Z「…ッ俺はそんなんいやや!」
そんな、傷ついた顔で見んといて…?
悲しくなってまうやん
R「いやや言うてもなぁ、w」
また、笑う。
どんなに傷ついていようが。
俺の悲しい感情なんぞ、誰も求めていないから。
Z「なんで、笑うん?」
R「え…?」
Z「何で、今お前傷付いとるんちゃうんか?
何でいっつも俺らに…っ傷ついた時でも!
お前は涙すら見せない…っ!
なんでなん…?なぁ、ロボロ。
俺らにはお前が謎で仕方なかった。
何を言われても、誰に何をされようが、笑って許す。
俺は不思議やった。
隠し事も、沢山あったんやろ?
相談…とか!
…お前、俺がこのノート見んかったら、隠すつもりやったやろ?」
そんな、泣きそうな顔で。
R「…そうやったなぁ、ッお前らには言わんとこうと思っとった…
ッッゴホッゴホッフーッ…な?こんなダサい姿も、俺が弱っていく姿も、お前らに見せたくないんよ。これは、俺の、我儘や、。」
Z「、なんで…」
ぐにゃりと顔を歪ませ、今にも泣き出しそうなゾム。
R「”なんで”?そんなん言ったら、みんな俺から離れるやん…
ゾムも大先生も、コネシマもトントンもエミさんもチーノとショッピも
きっと…皆俺を遠ざける…
そんなん嫌や!!ッッゲホッゴホッゴホッ」
Z「っ!ロボロ!!」
R「俺…最後まで皆といたいねん…
だから、元気なフリして!あいつみたいに…笑っとけば!
俺…希望が持てるねん。お前らといて、アホみたいに笑う。
…それだけの人生やったら、最高やったのにな。
咳が出る度、お前はもうすぐ死ぬんよって、神様に言われとるみたいで、もう俺の目の前には死の世界があるよって、言われとる…分かるねん…
こんな惨めな、悲しい思いをするんは、俺だけでええねん。
この病気が感染しないとは限らんし、
お前らにこんなこと言っても、困らせてしまう。
それで、迷惑を掛けたくない。
今まで友達というのがいなかったんもあるんかな
何を言うべきなんかわからん。
だから…お前らには伝えんかった。
…言えんかった」
言えた…
これが、俺の思いなんよ、ゾム。
Z「っ……………」
どうか、このまま…このまま、
俺を、死なせてくれ
🈁ここから雑談
皆さんどうお過ごしですか?
もうあと少しで今年も終わりですね。
うちの家では明日からお雑煮なのですが、皆さんはどうなんでしょう?
動いて無さすぎてブクブク太りそうです笑笑
課題も全くという程進んでおりません!!
ちなみに皆さんは正月って分かりますか?
僕はいつが正月なのか分かりません。
日本人じゃないかもですね笑笑
皆さんいつも投稿見てくださってありがとうございます😊
コメントも毎度にやけながら拝見させて頂いております。
次回も楽しみにして頂けると光栄です!ではまた!
少し早いですがあけましておめでとうございます___
𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝♡500
コメント
2件
初コメ失礼します〜 いつも面白い作品ありがとうございます! 次回も楽しみにしています!