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#Snow Man
fura
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.˚‧º·(ฅдฅ。)‧º·˚. .˚‧º·(ฅдฅ。)‧º·˚. わたなべだけど君が あの わたなべ書いてくれないなら自分で書いてぷりしょに投稿する
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こ の 時 期 に あ げ る も の で は な さ そ う な や つ …(
※ 長編
──────────────────
校門の桜は 、まだ咲き始めだった 。
「 今日から1年間 、このクラスを担当します 、” 阿部 亮平 “ です 、よろしくね 」
教室から拍手が起こる 。でも 、いちばん後ろの窓際 。
渡辺だけは椅子にもたれながら、小さく笑っていた 。
『 (真面目そうな先生だな) 』
そんなことを思っていると 、先生が名簿を開いた 。
「 じゃあ 、一人ずつ自己紹介をお願いしようかな 」
順番に名前が呼ばれていく 。そして …
「 … 渡辺くん 」
『 はい 』
『 渡辺翔太です 、好きなことは遊ぶこと 、 ? 嫌いなことは勉強 、お願いしまーす 』
教室が笑いに包まれる 。先生も思わず笑った 。
「 勉強が嫌いなのは伝わったよ 」
『 隠す気ないんで 笑 』
「 でも1年後には 、 ” 勉強も悪くなかった “ って思えるように先生も頑張る 」
渡辺は肩をすくめる 。
『 先生 、それは無理ですよ 、 笑 』
「 じゃあ、勝負しよう 」
『 勝負? 』
「 1年後 、 卒業の日に答え合わせ 。 」
「 その時に君が ” 学校、悪くなかった “ って思えたら先生の勝ち 」
『 思えなかったら? 』
「 先生の負け 」
『 面白い先生 』
「 ありがとう 」
『 いや、褒めてないですよ? 』
「 でも、笑ってくれた 」
それがふたりの始まりだった 。
──────────────────
ある日の昼休み 。
職員室へ向かう廊下で 、渡辺は 大量のプリントを抱えてる先生を見つけた 。
『 先生 』
「 ぉ 、 渡辺くん 」
『 それ 、ひとりで持つんですか? 』
「 うん 、大丈夫 」
『 いや 、大丈夫じゃないでしょ 』
渡辺は何も言わず 、半分のプリントを持った 。
「 ありがとう 」
『 その代わり 、ジュース1本 』
「 そういう条件付き?笑 」
『 もちろん 』
「 じゃあ先生からも条件 。 」
『 なんですか? 』
「 ジュースじゃなくて放課後に少しだけ勉強 。 」
『 えぇ ~ 、 』
「 嫌? 」
『 … それならジュースいらない 』
「 じゃあ 勉強だけで 」
『 先生ずるい!! 』
──────────────────
ある日の放課後 。
教室には夕日が差し込んでいた 。渡辺は机に突っ伏したまま動かない 。
「 珍しいね 、今日は元気ない? 」
『 … まぁ 』
「 なんかあった? 」
いつもなら 「 なんでもない 」で終わらせる。でも今日は違った 。
『 先生 』
「 うん? 」
『 俺ってさ 、みんなの前では笑ってるほうが楽なんですよ 』
『 でもひとりになると、急に不安になる 。受験も 、将来もよくわかんないし 』
『 … なんか、怖い 』
「 渡辺くん 、先生も高校三年生の時は毎日怖かったよ 」
『 先生も? 』
「 もちろん 、先生だからって最初から強かったわけじゃない 」
「 不安になるのは 、それだけ真剣未来を考えている証拠 。 」
「 誰かに話せた時点で 、その不安は半分になるから 」
『 … 先生 』
「 ん? 」
『 ありがとうございます 、 』
「 今日 、そのひとこと聞けただけで先生は十分だよ 」
その日から渡辺は少しづつ本音を話せるようになっていた 。
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季節は夏へ向かっていた 。
クラスの誰かが「 暑い 」と言うのが当たり前になっていた 。
『 せんせ ~ 』
「 どうしたの? 」
『 質問 』
「 めずらしい 」
『 え、ひどくない? 』
阿部先生は笑った 。
「 だって渡辺くん 、自分で考えてから聞くタイプじゃない? 」
『 先生 、俺のこと分かってきたじゃん 』
「 3ヶ月一緒いるからね 」
その言葉に 、渡辺は少しだけうれしそうに笑った 。
最初はただの担任だった 。でも今は違う 。
困った時に顔が浮かぶ人 、何も言わなくても気づいてくれる人
それが阿部先生だった 。
──────────────────
夏休み前 、最後のホームルーム 。
先生は黒板に文字を書いた 。
【 夏休みに大事にしてほしいこと 】
『 勉強? 』
「 ううん 」
『 遊ぶ? 』
「 それも大事 」
『 じゃあ何? 』
「 自分と向き合う時間 」
教室が静かになる 。
「 進路 、夢 、将来 。焦って誰かと比べなくていい 」
「 君たちは君たちの速さで進めばいい 」
いつもならふざけるところだった。でも、その日はできなかった 。
なぜなら 、自分がいちばん、その言葉を必要としていたから 。
──────────────────
夏休み 、補習の日 。
『 先生 』
「 ん? 」
『 先生ってなんで先生なったの? 』
「 昔ね 、俺もひとりの先生に救われたから 、かな 」
『 ふーん 、 』
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文化祭の準備期間 。クラスは毎日遅くまで残っていた 。
「 大丈夫? 」
『 大丈夫! 』
「 本当に? 」
『 … ちょっと疲れた 』
「 やっぱり正直だね 笑笑 」
『 先生にはすぐバレるから 』
そして迎えた文化祭当日 。クラスの発表は大成功 。
片付けが終わった教室 、 夕日が差し込む中 、渡辺は黒板を見る 。
そこにはみんなの寄せ書き 。
『 先生 、このクラス終わっちゃうの嫌ですね 』
「 先生も 」
『 え? 』
「 先生も同じこと思ってる 。 」
先生も寂しいんだ 。
先生もこの時間を大切にしてくれているんだ 。そう思った 。
──────────────────
受験の日が近づく冬 。
放課後の教室には渡辺だけが残っていた 。
机の上には何枚もの模試の結果 。
「 まだ帰ってなかったんだ 」
『 ゎ 、せんせい 、 』
「 … 最近笑ってないね 」
『 そんなこと … 』
「 あるよ 、先生は4月から見てるから 」
『 … やっぱ先生には勝てないな 』
「 勝負してるつもりはないよ 」
『 実は … 家でも ” 頑張れ “ って言われるし 、学校でも受験の話ばっかで 』
『 応援してくれてるって分かってるんです 。 』
『 でも 、その ” 頑張れ “ が少し苦しくなる時があって 』
『 俺本当は 、… 疲れました 』
その言葉を口にした瞬間 、張り詰めていたものが切れたように涙が溢れた 。
『 毎日頑張らなきゃって思ってるのに結果は出ないし 、 』
『 笑ってないと心配かけるから、みんなの前では平気なふりして 』
『 でも 、本当は全然平気じゃない 。 』
「 渡辺くん 、今日その言葉を話してくれてありがとう 」
『 え 、 』
「 疲れたっていうのはちゃんと自分と向き合えてる証拠だよ 」
『 … 先生 、もし受験に失敗したら先生がっかりしますか 』
「 しないよ 、先生が見てきたのは結果じゃない 」
「 春から今日までどんだけ悩んで1歩ずつ前に進んできたか 」
「 その一年を、先生は誰より知ってる 。 」
「 だから 、どんな結果になっても 、先生は君を誇りに思う 」
『 本当に? 』
「 本当 。 だから最後まで一緒に頑張ろう 」
──────────────────
卒業式当日 。
朝から空は澄み切っていた 。校門の桜は満開 。
『 … もう卒業か 、 』
去年の春 、「 学校なんて早く終わればいい 」 そう思っていた自分が嘘みたい 。
教室へ入ると黒板いっぱいに白いチョークで書かれた文字が目に入る 。
『 先生らしいな 、 』
その時だった 。
「 おはよう 、渡辺くん 」
いつものスーツ、いつもの優しい笑顔 。でも少しだけ目が赤かった 。
『 寝ました? 』
「 少しだけね 」
『 嘘だ 、目赤いです 』
「 … 昨日みんなの通知表見返しててさ 、 」
「 1年ってほんとに早かったなって 」
先生も寂しいんだ 。それが初めてわかった 。
──────────────────
体育館 。卒業式が始まる 。
“ 卒業証書授与 “
ひとりずつ名前が呼ばれる 。
「 渡辺 翔太 」
『 はい 』
壇上へあがり、目の前には先生が 、証書を受け取る 。
「 卒業、おめでとう 。 」
『 … ありがとうございます 、 』
その瞬間だった 。
1年間の思い出が一気に蘇る 。涙が出そうになった 。でも今は我慢 。
まだ終わっていない 、最後のホームルームが残っている 。
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教室 。最後のホームルーム 。
誰も席を立たない 。
「 … 最後だから 、少しだけ話してもいいかな 」
全員が静かに頷く 。
「 4月 。初めてこの教室に入日のことを今でも覚えています 。 」
「 正直不安でした 、でも 、その不安はすぐになくなりました 。 」
「 みんなが笑わせてくれたから 、 」
「 もちろん、大変なこともたくさんありました 。 」
「 受験が近づいてきて 、泣いてしまった人もいたね 。 」
「 でも 、そのたびにみんなはちゃんと前を向いて歩いてくれた 。 」
「 だから先生は何も心配してません 。みんなならこの先もきっと大丈夫 」
「 先生はこの1年間が宝物です 。ほんとうにありがとう 。 」
教室のあちこちからすすり泣く声が聞こえた 。
渡辺は下を向いた 。涙が落ちそうだった 。
『 … 先生 』
「 ど うした? 」
『 俺話してもいいですか 。 』
「 もちろん 」
『 俺、4月のこと覚えてます 。” 勉強嫌い “ って言いましたよね 』
教室から笑いが起きる 。
『 でも 、俺本当は勉強が嫌いだったんじゃなくて 、 』
『 頑張ることから逃げるのが癖になってただけでした 。 』
『 でも先生は怒る前に話を聞いてくれた 。 』
『 できないことを責めるんじゃなくて 、” 一緒に考えよう “ って言ってくれた 』
『 その言葉に何回も助けられました 。 』
『 俺、先生のクラスで本当に良かった 』
涙がこぼれる 。止めようとしても止められない 。
『 ありがとうございました 』
「 こちらこそありがとう 」
「 何度心が折れても努力を続ける 、そんな君を1年間ずっと見てきた 。 」
「 だから 、自信を持っていい 、先生は君を誇りに思う 。 」
『 先生 … もう一つだけ約束してほしいことがあります 。 』
「 約束? 」
『 俺が二十歳になったら 、先生と一緒にお酒飲みたいです 。 』
『 その時にはちゃんと大人になって 、先生に胸張って会いに来ます 。 』
「 … いいよ 、 でもひとつだけ条件 」
『 なんですか? 』
「 二十歳になるまで 、お酒は絶対飲まないこと 。 」
「 先生との最初の乾杯は、その日まで取っておこう 。 」
『 約束します 、絶対に 。 』
窓の外には桜が舞っている 。
1年後 、この教室で始まった物語は終わる 。
でもふたりの約束は 、まだ終わらない 。
ーーまた会おう 。二十歳の春に 。
そのときは 、先生と生徒ではなく 、ひとりの大人同士として 。
そして最初の一杯を一緒に乾杯しよう 。
𝑒𝑛𝑑 .
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6000 字超えました ^^
ここまで読んでくれてありがとうございました 😺
下におまけあるので見たい方はどうぞ 🙌🏻
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卒業式から3年後 。二十歳になった渡辺は駅前で先生を待っていた 。
「 お待たせ 」
『 あ、先生 !! 』
『 なんか不思議ですね 、先生とこうやって会うなんて 』
「 先生も同じこと思ってるよ 。 」
店員が運んできたふたつのジョッキ 。
「 約束 、ちゃんと覚えてたんだね 」
『 もちろんです 、先生との一杯目って決めてたんで 』
「 ありがとう 、約束を守ってくれて 。 」
『 先生 、卒業の日の約束 、今日やっと叶いました 。 』
「 そうだね 」
『 じゃあ 、乾杯 』
「 乾杯 」
『 … 苦い 』
「 まだまだ子供だね 笑笑 」
『 いや 、今日から大人です 。 』
ふたりで顔を見合せて笑う 。
桜が咲くたびに思い出す一年 。
先生と生徒と過ごした時間は終わった 。
「 これからも、よろしく 」
『 こちらこそです 』
その笑顔は 、あの卒業式の日と何も変わっていなかった 。
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おまけまで読んでくれた方はいるのか 😏😏
2時間ぶっ通しで頑張りました ˙ᵕ˙
ほんとにひとつでもいいので いいね ください 😭