ここ1週間 朝から夜中まで
あちこちのスタジオをハシゴする日々
ー仕事は過酷を極めていたが
もともと体力には自信があったし、
周りがどんなに困難だと言われても
努力し続ければ おのずと結果がついてきていた。
ー余計な悩みを思い出すことも 考えることも
今の自分には 無駄な時間だった。
とにかく前に進みたい一心で走り続けていた。ー
いつしか 蓮は 眠れなくなっていった。
(そろそろ限界なのかも……)
蓮は、手を振り 別れた あの公園に来ていた。
ーまた逢える気がするー
蓮は動物的本能を何となく信じていた。
冷たい風が体を通り抜けていく。
空を見上げれば三日月と
美しい明けの明星が輝いていた。
ーそろそろ戻るかー
歩きはじめたその時…
また 会ったね…
大きなカバンを斜めがけにした
彼女が目の前に立っていた
続く
コメント
6件
フォロー失礼します、! ノベルの書き方めっちゃ上手くて尊敬します...ッ!✨あんまりSnowManって知らなかったんですけど読んでて凄い好きでした🫶