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「名前さん!!」
『合歓ちゃーん!』
この可愛くて白くてふわふわの私の天使は私を見つけた瞬間私に駆け寄ってきてぎゅーって私のことを抱きしめてくれる、
はーーーこの日のために仕事頑張って終わらせてきてよかった…ほんとに可愛いな、明日はたまたま合歓ちゃんと私の休みが被ったので、今日は合歓ちゃんと夕飯を食べたあと碧棺家にお泊まりして、明日はヨコハマの街を左馬刻さんも共に練り歩くつもりだ。本当は合歓ちゃんと2人で行くつもりだったが、左馬刻さんが「俺様も行く」と駄々をこねまくっていたので連れていくことにした、左馬刻さんは「俺様はお前らの百合が見たいんだぁぁ!!!」と意味がわからないことを言っていたが、本人は俺は財布だと思っていていいとか言うので、そう思うことにした。
そういえば今日夕飯を食べるところは合歓ちゃんにおまかせしたのだが結局どこになったのだろう…完全に聞くタイミングを逃していた昔よく行っていたファミレスとかだろうか、それから合歓ちゃんと色々と話していて、突然合歓ちゃんに
「名前さん、ここ」
とか言われ指をさされたのは高級レストラン、高級レストラン、、、、、頭の中でエコーがかかりまくってこんなとこ来たこと無くてぶっ倒れそうになっていた、やっぱり行政監察局副局長は夕飯を食べるとこも違う…というか夕飯のことディナーって言ってそうだもん
レストランの中に入ると場の雰囲気が私がいつもご飯を食べるとことかと違っててほんとに白目むいてぶっ倒れそうだった、出てくる料理は庶民の私には分からないのか知らんが、すっくな!!!!!!と心の中で思っていた。ごめんよ合歓ちゃん…ご飯を食べたあと、合歓ちゃんにお手洗いとか行かなくていい?と言われたので一応行っておくことにした。お手洗いから出てきたら、合歓ちゃんが左馬刻さん似の笑顔でこちらを見つめてきたので思わず撃ち抜かれそうになったお会計はもう済ませてあるから行こっか、と言われたので、思わずびっくりして
『えぇ!?私の方が年上なのに、奢ってもらっていいの?』と某国民的アニメのマ〇オさんみたいな声をだして言った、恥ずかしい
「年上とか年下とか関係ないよ、私が奢りたいからそうしただけ!」と左馬刻さんと似たようなセリフを言われたのでまたもや撃ち抜かれそうになったと同時にさすがは行政監察局副局長!!!器が違ぇぜ!!!!!とか変なことが頭によぎった、おかしいな、合歓ちゃんの前だからお酒は飲まないって決めてたのにテンションが酔っ払った時みたいだ、まあそんなことはどうでも良くて、今日は左馬刻さんが迎えに来てくれるらしい、まあ舎弟さんが運転しているのでほぼほぼ舎弟さんが迎えに来ているようなものだがこれを言ったら絶対に左馬刻さんに怒られてしまうので心の中に閉まっておく、レストランから出て少し合歓ちゃんと会話をしながら左馬刻さんを待っていたら、
「あ!お兄ちゃん来た!」
と明るい声が耳に入った黒くて高そうな車から降りた左馬刻さんは会合が終わった後に来たのか黒いスーツにオールバックだったオールバックの左馬刻さんは久しぶりに見た。見惚れていたら合歓ちゃんに嫉妬されてしまうのでチラ見を何度か繰り返した。それはそれできもいな…
そんな私の視線に気づいたのか左馬刻さんがいつものヤクザの顔じゃなくて、合歓ちゃんそっくりの顔で微笑んでくる、またまた撃ち抜かれそうになったそんなこんなで碧棺家につく、いつ見ても立派な家だ合歓ちゃんは碧棺家に帰ってくるのは久しぶりらしく私の同じように懐かしそうな表情をしていた
左馬刻さんは家に帰るやいなやワインセラーから高そうなワインを取り出して、リビングのソファーにドカッと座っていた。合歓ちゃんは左馬刻さんに向かって
「お兄ちゃんあんまり飲みすぎないでよ〜」
と声をかけていた、左馬刻さんは
「おー」といかにも聞く気がなさそうだったが、まあ愛しい妹が言っているのだ、いつもあんな返事をするが愛しい妹のことならなんでも聞く、シスコンやr 失礼、とりあえず私は合歓ちゃんと2人でお風呂に入った、浴槽では合歓ちゃんが中王区でどんなことがあった〜とか最近無花果さんと買い物に行ったとか太陽みたいに眩しい笑顔で話してくれる癒しだ。お風呂から出たら、合歓ちゃんとお揃いのパジャマを着て、髪をお互いに乾かしあった後、今日はチートデイ!と言ってコンビニで爆買いしたスイーツを合歓ちゃんの部屋の机に並べる、合歓ちゃんとの女子会は日頃の仕事の疲れを無くしてくれる。ふとリビングでワインを飲んでいる左馬刻さんが気になって、合歓ちゃんの部屋の扉から左馬刻さんの様子を見てみるとテレビも付けずにワインを飲んでいる。私はあ、この人私たちの会話に聞き耳立ててんなとすぐにわかった。合歓ちゃんは兄の聞き耳癖に慣れているのか気にしてなさそうだった。合歓ちゃんと男子禁制女子トークをしていたらあっという間に時計は23時30分を回っていた。夜更かしは美容の的なので合歓ちゃんと鏡の前で2人並んで歯磨きをしていた合歓ちゃんがいー!と言いながら口を開くと可愛い犬歯が見えた、可愛い、
合歓ちゃんと2人同じベッドに潜って、時々聞こえる左馬刻さんのワインを飲んで余韻に浸っているような「あ”〜」という声を聞きながら眠りにつく、
続