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晴れが嫌いだ



来ないでと来ないでと

夜な夜な頬を湿らせてまで

願った明日が

どうしようもなく

始まってしまうことを

無慈悲に

そして残酷に

私に伝えてしまうから。



これは叫びなの。

小さな世界の小さな島国の小さな学校に通う小さな女子高生の叫び。

呟いたって世界は環境は変わらないのに、吐き出したくて溢れる、醜い嗚咽なのだ。


私はこれであなたに何を伝えたいのだろう。


共感だろうか、同情だろうか。

どちらであっても醜いことに変わりはない。

だけど、おそらく私は聞きたいんだ。


私の価値観を誰か一人でも理解してくれたならと

他力本願な理解の期待をきっと私はしている。


聞きたい


晴れは好き?


私は嫌い。私は性格が悪いから、文の初めに私は、私のを使うし、この質問に対してあなたに「嫌い」だけを求めてる。

だって腹が立つじゃない。

必死に拒む心を抑えて

外に出て

自転車に乗るときには

忌み嫌った明日が痛いほど眩しい朝日で私を照らす。

その憎らしい光が私を嘲笑っているかのようで、

無償に腹が立つ。

殴りたくなる。


それだけ


なんでもかんでも綺麗に捉えようとする洗脳された哀れな大衆だけにはなにたくないと心底思うよ。


それを哀れとする自分にも

殴りたいほど

腹が立つ。


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