テラーノベル
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『拝啓、大好きなあなたへ』
『元気に過ごせていますか?』
そこから始まった
俺の大好きな彼女のprちゃんからもらった手紙
その手紙も、とても字が綺麗だった
『俺と仲良くしてくれて、ありがとう』
『俺と付き合ってくれてありがとう』
『あなたに出会ってから俺の人生は
太陽が照らされたかのように明るくなりました』
『でも、もうあなたと会うことはできません』
『もう少し、あなたの横にいたかった』
『もう少し、あなたの隣で笑っていたかった』
『だけど、それももう叶わぬ夢です』
『俺を幸せにしてくれてありがとう』
『また、会う日まで』
その言葉で、prちゃんの手紙は終わった
俺はその手紙を読んだ後、すぐさま
病院へ向かった
病院着
ak「p、rちゃ…..」
病室に着くと、そこには
とても苦しそうにしているprちゃんと
prちゃんの母親がいた
prちゃんは小さい頃にお父さんを亡くして
母子家庭で育ったらしい
pr母「ak、くん…(ポロポロ」
ak「prちゃんは…!?」
医者「容体がとても不安定です…」
医者「下手したら明日には…」
医者はそこで言葉を止めた
俺は医者が言いたかったことを想像できる
俺は涙が止まらなかった
なんでもっと早く行かなかったのか
なんでもっとprちゃんに寄り添えなかったのか
考えるたびに後悔が押し寄せる
翌日、prちゃんは医者の予告通り旅立った
俺はprちゃんに手紙を書いた
最後に…いや、”最期”に
『拝啓、愛しているあなたへ』
『俺も、prちゃんと出会えて幸せでした』
『prちゃんに元気を、勇気を、
全てをもらいました』
『本当にありがとう』
『俺は今からあなたの元へ行きます』
『俺が死ぬまで会えないのが嫌だから』
『俺があなたの元へいったら沢山お話をしよう』
『あの狭い病室では見れなかった景色を』
『2人で存分に味わいながら笑い合おう』
『今世では恵まれなかったから神様も見逃さないはず』
『きっと、来世では幸せになれる』
『来世も一緒にいられますように』
『世界、いや宇宙で1番愛しています』
akより
俺は、そう締めくくりprちゃんの墓の前に置いた
そして、屋上に立ち寄った
来世でも、その次の世界でも、
ずっとずーっとprちゃんと一緒にいられますように
俺はそう願い、この綺麗な夜空を堪能しながら
流れ星と一緒に舞い降りた
変だね
みんなはノベルとチャットノベルとっちがいい?
コメントで教えて!!
コメント
2件
めっちゃ感動🥲どっちも好きだけどノベル伝わりやすくていいと思う!