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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
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 大事な人が急にこの世からいなくなってしまったら、貴方は現実を受け入れる事ができますか?
























「ナチ、見せたいものがあるんだ」


携帯電話の奥から聞こえる日帝の声。


その電話が来たのは12月24日のクリスマスイブだった。


俺は日帝に言われた場所に行くことにした。


携帯電話を見ると時刻は夜8:00。


約束の場所に行くと、もう日帝は居た。


「やぁナチ」


日帝は待ち構えていたように言った。


「こんな日に。見せたい物ってなんだよ」


「見せたい物か?こっちに来てくれ」


俺が聞くと日帝はすぐに答えた。


それは森の中だった。


「ナチ、見てみろ」


「す、すげぇ…」


見た直後、すぐにそう思った。


それは月だ。


日帝の情報によると今日の月は4年に1度の12月24日、クリスマスイブだけに見れる月だ。


とてつもなく綺麗な満月だった。


「日帝はこの月をどこで知ったんだ?」


「結構昔」


日帝は少し微笑んで言った。


「日帝…これからも宜しくな」


「はぁ何だそれ?今話す事じゃないだろ」


「ふっざけんなよ!別に良いじゃんか!」


「いやこっちこそ、宜しくな。ナチ」


「あぁ!お互い様な!」


「4年後もここに来よう。」


「あぁ!約束な!」


とてつもなく綺麗な満月を。


見上げながら。


そして微笑みながら、そんな話をしていた。




〜それから2年後〜


ある日の夜12:00。


俺は任務を終わらせた。


「やっと終わった……」


俺はそう口にした。


そこに現れたのは


「ナチか」


「お!日帝!」


これから任務の日帝だった。


「お前はもう帰れよ。任務終わったんだろ?」


「あ、あぁ…そうだけど…お前こんな夜遅くに大丈夫かよ」


俺は日帝を気にかけた。


「心配するな。任務は決まってやるものだ」


「じゃあ…宜しくな!」


俺はそう日帝に言い残してその場を去った。


「はぁ…日帝大丈夫だったかな…?」


眠りにつく前の1:00。俺はそう思い返した。


任務は交代制だ。


12:00までが俺で、1:00から日帝の任務。


翌朝


朝早い5:00に電話があった。


「何だ…イタ王…?」


イタ王からの電話だった。


「ナチ!大変なんだ!」


イタ王は凄く焦ったようだった。


イタ王の次の言葉で俺は不安を感じた。






















宮藤唯來「ニイハオ!皆どうだった?」


宮藤唯來「続きもあるからお楽しみに!」


宮藤唯來「♡、コメント宜しく!バイチャ!」


(*´﹃`*)

月は今日も俺達を照らしてる

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コメント

4

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すごい…とにかく続きが気になる!

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