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【蘭さんが来たよ!】
『いらっしゃいませ、お久しぶりですね』
「ほやのぉ、そうや、頼みたいことあんね」
『それはそれは、大阪さんを呼びましょうか』
「おん」
珍しいですねぇ、あの人が頼み事とは…
一体どんな案件でしょうか、
大阪さん、見当たりませんし、
「あれ?菊さん、?」
『あ!グッドタイミングです!』
「?」
「大阪、見つからんかったんか」
『はい』
「あ、変わりに連れてこられたんですね、 」
「…標準語やし東京らへんか」
「はい。東京の化身なんです。」
『蘭さん御用とは』
「鞄や、お前んとこの鞄使っとったら
他の奴らも欲しいっちゅうでな」
『お金はその人達から出してもらうと、』
「ほうや、」
「…菊さん、コレは兵庫さんのがいいかもです」
「兵庫?」
『あぁ!なるほど、えっと、此方に…』
「いますよ、呼んできます」
『ありがとうございます』
兵庫さんを呼ぶ理由、それは鞄の生産量。
全国トップで鞄の街などもあるのです
そう、今回の案件にピッタリ
「菊さん!ご要件って!!」
『フフッ、落ち着いてください、 』
元気いっぱいでちょっと犬みたい。
ですがしっかり者でもあるこの人、
「なるほど、!ちなみに期限は… 」
「あー、多分いつでもええんちゃうかな」
「期限無し?!」
『貴方が帰るまでにとかじゃないんですね』
「だって自分のとちゃいますんで」
「ほんなら最高にいいヤツ仕上げますね!」
「よろしく頼んます」
「はい!」
「そういや兵庫って大阪んすぐ近くやろ」
『そうですね、同じ近畿ですし』
「関西弁じゃないんやな」
「関西弁も喋りますよ!今敬語ですから
分かりずらいだけです」
「て言っても関西弁と標準語が混ざっとってん
後、方言とかもありますし、普通に喋り方は
おかしい時ありますんで… 」
『あ!そうだ敬語無くしたらいいんですよ』
「無理です!無理っす!無理ンゴ!」
『すみません、私御手洗へ行ってきますね』
「おん」
「分かりました!」
〜ッ!気持ち悪い〜!! 感覚がやばいです
御手洗に行ったのでマシですが…
誰か呼びましょうかね、でも迷惑に、
耀さんとかなら…、でもッ、うぅぅー!!
『ただいま戻りました』
「…なぁ、調子悪いんちゃうか」
『え、?』
「なんとなく、別に自分だけやし
楽な体制しよっさ、寝転んでてもええし」
『…なんで分かるんですか、 』
「兵庫は知らんのか」
「えっと、中国、王耀さん呼びましょうか 」
『…お願いします』
「まっとる間に話しねま」
「変わりに自分が話しますね、 」
「ほぉ、はよ話すれば良かったんに」
『すみません…、迷惑かけると思って』
「そんぐらい気にせぇへん」
「自分らは菊さんの1部なんで、異変に
気づいてたんですよね…、」
「きーくー!!」
『ん、耀さん?』
「わッ?!いつの間に…、」
「ついさっきあるよ菊こいつに話したあるか」
『はい、』
「というか此奴誰ある」
「あ、…兵庫です!覚えてませんかねぇ、
日宋貿易とかしましたんに〜」
『そうでしたね、神戸の港を使いましたしね』
「あ、ぁぁあ!!あいつあるか!
髪型とか変わりすぎじゃねぇあるか?!」
「何年経ってるとお思いで? まぁ、 和にも洋にも溶け込めるようこんな感じにしたんです」
「ふわぁぁ…」
「あ、そうだ自分、オランダさんのこと
なんて呼びましょう、」
「大阪と一緒でいいじゃねぇあるか」
「お兄さん?でしたっけ」
「おん、それでええんとちゃう」
「お兄さんにも色々ありますよね
お兄様、お兄ちゃん、…」
『あいだとってお兄で!』
「いきなり元気になったあるなッ?!」
「王耀さんも泊まってきますー?」
「んー、でも最近ここで泊まってばかりある」
「遠慮なく!全然大丈夫ですよ」
「ならお邪魔するある!」
『蘭さんのお着替え、あの浴衣にしましょう』
「あれですね、昔作ってたやつ!
懐かしいです…自分影でコソッと見てたんです」
「そんなことしとったんか」
「あの時は大阪がお兄についてたんで
あと、別の仕事もありましたし」
『ということで蘭さん、貴方はお風呂です』
「はいはい」