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「イギリスへ
ミルのことでお困りでしょう？私に預けてみてはどうかしら？猫の扱いならお任せあれ。たまには二人だけでゆっくりデートを楽しんでね。
—スコットランド」
イギリスはそのメッセージを何度も読み返しながら、少し照れくさそうに微笑んだ。
英「…やっぱり、母さんはわかってらっしゃる」
その夜、イギリスはフランスにそのことを伝えると、フランスも嬉しそうに笑った。
仏「そっか、ミルがちょっとおばあちゃんちにお泊まりか。いい機会だね、ゆっくり二人の時間を楽しもう」
そして数日後、ミルを預けた二人は久しぶりに手を繋いで、街へと出かけた。
英「…こんなにゆっくり歩くの、久しぶりですね」
仏「だろ？やっぱり、二人きりは落ち着くんだよな」
二人の距離は自然と近づき、春の暖かな風が優しく二人を包んだ。
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