西の夜中虎の刻
どのような虎の刻…
十二支で数える
鼠、牛、虎、
3時だな…
まだ3時間もあるな…
ブラックコーヒーを飲みながら、
兄さん?…
あれから2匹出てこい…
…
いつき?…
アイツら合体する気だ!…
狼と死神、
交代に仮眠取った。
寝たら?…
いつきがいる…
幽霊なら寝ない。
鼠…パクっ
ゲッェ、
腹へった栄養源…
ガアッ~!
ワアッ!!
月が傾いた…
西の山の麓、
めぐみ殿~!ガルルル…
ムクッ、
見えた…
延びて毛繕いを始めた…
誰だ?…グルル
お爺さん?…優也じい様…
樹…
其奴は…
彼達も私と同じように木戸さん達の子孫になる。
優也と言います。
恭介と申し上げます。
木戸龍二の息子嵐ですが…
似てるな…
私に何か頼みたいのか…
極悪犯人が
狼人間にされてる病院の職員達が命を救ってほしい…
誰が…どうした?…
大ばあ様のめぐみがまた出ました。
於呂かだな…あのアマ…
どのような男に憑いた…
村木豊、
いつきがみせた。
もう一方木下俊一、
宗教の息子か…大物達を青酸カリ、斬殺した…また出たのか?…
どのような方針で…
ガルルル…
ウオオオオ……
怒らせた…
お前達、
乗れ…
いつき誘導してほしい…
はい!…
跳んだ…
羽が広がった。
これが最期だろ…
墓参りしろ…グルル
はい!。
優しい毛が抜け落ちてない…
バカ女…魔王がいなくなったのにまだか…
老いたはずだ…
トン!。優也じい様…
屋上におりた、
座り込み…
良いか…グルル
地下が暴れてるな…
ここは頑丈に造られてる。
兄貴?何年建つ。
20年、コンクリート、粗塩、断熱材を重ねられてる…
地震でも崩れ落ちない…
研究所、地下2階…
生き物も暴れてるな…
マズイ…詩織、しのぶを助けないと酸欠状態だろ…
ライオンがいなくなったな…
まさか…
透しできる…
いつき…聞こえるか?…
女たちを咥えた…
ワアッ
ワープしてきた。
ケホケホ…
しのぶ~!
優介さん?…
恭介さん…あなた…
詩織すまなかった。
居ましたか?…
顔を観て驚いてた…
恭介先生、お前か…
イクゾ~!ガルルル
優介…お前手榴弾持ってるな…
彼奴らを食らいついたら、めぐみもでてくる…
ひがみ憑いた時俺の口に手榴弾つっこめ…
できるか…
はい…やります…
白い粉はなんだ…
粉になった青酸カリ…
撒け…
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