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次のお話は……って僕は記憶がないんですよね………
なので2Bに話してもらおうと思います
これは9Sがジャッカスにお酒を飲まされて酔っていたときのこと_______
アダムイヴ破壊作戦も敵が見つからず難航しレジスタンスキャンプで補給をしていた時だった
9S「アダムもイヴも見つからないし一体どこにいるんでしょうか…はぁ……」
2B「ため息を吐かない」
9S「はーい…」
ジャッカス「おぉ!これはヨルハ部隊の2人じゃないか!!」
きっとあの時のジャッカスは脳系列回路のどこかが切れてしまっていたんだと思う
私たちを見つけた瞬間すぐさま駆け寄ってきて怪しいビンを差し出してきたのだから
9S「それは?」
ジャッカス「これは人類のストレス発散ドリンクだったらしんだ!」
ジャッカス「暑くて君たちヨルハ部隊もストレスが溜まっているんだろう?」
ジャッカス「頼むっ…飲んでみてくれないか!?」
9S「お断りします」
ジャッカス「えぇー?そう言わずに……」
私の方も見て言う
ジャッカス「2Bは飲まないか?」
2B「任務中だから…」
ジャッカス「じゃあ9S!頼む!!君しかいないんだ!」
9S「僕も任務中なので飲みませんよあとなんなんですかストレス発散ドリンクって…」
ジャッカス「酒だ」
9S「お酒ですか!?」
9S「なら尚更飲みませんよ……」
ポッド153「酒には電子ドラックと同様の効力を持つものがあるため飲酒は推奨できない」
ジャッカス「えぇぇ?」
9S「ですから飲みませんよ」
ジャッカス「えぇぇぇ??そんなこと言わないでさぁ人類研究のために飲んでくれないか?」
9S「お断りします」
ジャッカス「頼むっ…」
9S「頼まれても無理なものは無理なんです」
2B「ジャッカスが飲んでみればいい」
ジャッカス「酒を飲んだ後は記憶が無くなったから私が飲んだら意味がないんだ」
9S「飲んだんですか!?」
ジャッカス「あぁ酒は危険物じゃないからな」
9S「はぁ…そうですか……」
明らかに9Sは呆れている
9S「あ…そういえば2B司令部から新しい任務があったんでしたっけ?」
2B「……?」
新しい任務?
2B「そんなのあった?」
9S「………ありましたよ」
私が記憶を辿っている最中にポッドが近づいてきて小声で言った
ポット042「推測…9Sはこの場から脱出を試みている様子」ボソッ
ポット042「推奨9Sの話に頷く」ボソッ
2B「そ…そういえばそんなのもあった…かな…」
9S「そうですよね!2B!!」
明らかにいつもと挙動がおかしくてジャッカスに怪しまれてはいるがなんとか切り抜けられそうだ
2B「まぁ…そういうことだから」
私はジャッカスにそう言った
ジャッカス「はぁ…仕方がないなぁ……」
私がレジスタンスキャンプから出ようと歩き始めた瞬間だった
背後から悲鳴が聞こえてきた
9S「わぁぁぁ!?ちょッ!?!!?!???!!」
振り返ると9Sの口に酒瓶を突っ込んでいるジャッカスがいた
2B「ジャッカス!?」
ジャッカス「すまない…9S………欲望に勝てなかった…」
9S「ん“ん”ん“っっ!?……ごぼぼぼ…………」
私はすぐに9Sを救出した……
9S「ケホケホッ……」
2B「9S大丈夫…?」
9S「え…ぇぇ……なん…と……………か………」
ポッド153「警告…9Sの泥酔を確認」
2B「でいすい…?」
ポッド042「回答泥酔とは酷く酔っている状態を示す」
ポッド042「推奨…速やかな9Sとの距離の確保」
2B「それって…どうい_____」
9S「てゅ〜ぅびぃ〜〜♡」
急に9Sが抱きついてき
2B「なっ!?」
ジャッカス「ほほぉっーー!?」
ジャッカス「酒による効果は人それぞれとは書いてあったが……まさかこんな効果があるとは……」
ジャッカス「ふむふむ…興味深い」
2B「ちょっとっ9Sっ!離れて…」
すると9Sが急に背伸びをして私の唇に彼の唇を重ねてきた
2B「ッ!?!?!?」
ジャッカス「わぁぉっ!?!」
ジャッカス「酒には催淫効果も…?」
ポッド042「推奨速やかに2Bから離れ行為の停止」
私の唇から離れた彼は私を抱きしめたままポットに反論する
9S「やぁだぁ〜〜〜」
私は突然のことすぎて脳の処理が追いつかず固まっていた
2B「……」
9S「ぼくはぁ〜てゅーびぃーとぉいっしょにいるのぉ〜〜〜!」
ポッド042「推奨速やかに行動を停止」
9S「うるさいなぁ……もうはっきんぐしちゃいますよぉ〜?」
ポッド042「当機へのハッキング及び攻撃行為は許可されていない」
9S「も〜だまっててくらさいよぉ……」
私はなんとか状況を理解(?)して9Sから離れようとするが9Sの力が強くて離れることができない
2B「9S…お願いだから離れて」
9S「えぇ〜?」
2B「9S」
9Sは不貞腐れたのか俯いてしまう
9S「……はぼ……の……い………すか?」ボソッ
9Sは俯いたまま何かを言った
2B「なに?」
私は聞き返す
9S「2Bは…ぼくのことが……きらいなんれすか…?」
顔を上げたと思ったらそんな目で私に上目遣いしないでほしい
2B「そういうわけじゃ……」
9S「ならすこしくらい…いいじゃないですか……」
ジャッカス「ふむ…自分に理性が効かなくなり甘える…」
9S「いつもにんむちゅう…なんかつめたいですし……」
9S「たまにはわがままいったって…いいじゃいですか………2B…」
ジャッカス「弱音を吐き甘える……いや欲望に忠実になる…?」
2B「……」
2B「………」
ポッド153「9Sの意識消失を確認」
ポッド153「推奨…ベッドへの移動」
ジャッカス「おほっーー!いいデータがとれたよ!2B9Sありがとう!!ってことでまた!」
ジャッカスは逃げるように猛ダッシュで逃げて行った
私は眠ってしまった9Sをお姫様抱っこの形で抱き上げレジスタンスキャンプの私たちの部屋のベッドに寝かせた
小さな寝息を立てて眠る彼を起こさないようにドアを閉めると私は逃げて行ったジャッカスの元へ行った
その後ジャッカスにはしっかりと反省してもらった
次の日
部屋に入ると9Sが起きていた
2B「おはよう9S」
9S「…とぅ…び…?あ“ぁ”っ……」
頭を抱える彼に近づき声をかける
2B「大丈夫?」
9S「はは…目が覚めたらベッドで寝てるしなんかすごい頭が痛くて……」
ポット153「推測二日酔い」
9S「ふつか…よい……?でも僕お酒なんて…飲んで……ないのに…………」
2B「9Sはジャッカスに無理やりお酒を飲まされて気絶したからここで寝かせていた」
9S「えぇ…?じゃっかすさん……まった…く…」
9S「…うっ……」
2B「どうしたの9S?」
口元を押さえて俯く9S
9S「ちょっとすいません…2B………外にいって…きます…………」
2B「あぁわかった」
9Sはおぼつかない足取りで外へ出て行った
ポッド042「2Bの疑問への回答」
ポッド042「9Sは二日酔いの影響で吐き気を催した」
ポッド042「そのため外に出たと推測する」
2B「あぁ…そういうことか……」
その後しばらく休憩し9Sの体調が戻ってから私たちはアダムイヴの破壊作戦へと戻った