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御影 玲王
私が病院で目を覚ましてから1週間が過ぎた。彼からはメールが一切来ていない。多分…
○「(呆れられたんだろうなぁ。そうだよね、私といたら玲王君にまで被害が被るもんね…)」
嬉しいようで、悲しいようなモヤモヤとした心を落ち着かせるためネットを開いた。
○「(あれ、先輩のアカウント消えてる…上司の垢もだ…急に?)」
私としては、裸の画像と動画の投稿が消えるのを待とうと思っていたのに、まさかアカウントが消えるとは想定外だった。
○「(どうしてこのタイミングで垢消しなんだろう…サブ垢まで綺麗に消えてる…)」
○「(炎上…したのかな…でも段階が早いなぁ…炎上するようには投稿されてなかったのに…)」
と、あるアカウントに目がいった。
○「(あれ、このアカウント既視感があるような…?)」
そのアカウントは2人の人が写っているが、顔は写っておらず髪の毛の部分だけが写っていた。1人は白い髪の男の子もう1人は
○「紫色の髪…?」
そのアカウントの投稿内容を見てみると、
○「(1週間前、)」
そこには『あいつをあんな目に合わせたやつ絶てぇ許さねぇ』と綴られていた。
○「(まさか、ね…)」
一瞬だけ彼のことが脳裏に浮かんだが、そんなはずが無いと閉じた。
それから1週間後、私は退院し、恐る恐る職場に戻ったが、あの先輩と同期、上司だけが居なくなっており、仏頂面で怖い男性社長も穏やかで優しそうな女性社長になっていた。
○「(どうして急にこんなことに…?)」
疑問に思ったから、違う部署の同期に聞いてみたところ、[あなたのお陰で仕事が捗ったんですぅッッ!!ありがとうございますぅッッッ!!]と訳の分からないことを話された。なので社長直々に聞いてみたところ。
[貴方のお連れ様らしき人が『この会社をブラックからホワイトに改革する!!』と言って1週間あらずでこうなったわ。本来ならこの社長椅子は貴方が座っていて、私が秘書になるはずだったのよ?でも、急に出社して気づいたら社長になってるってびっくりするじゃない?だから、変わりに私がなれとお連れ様から命令が下されたわ。]
○「いや、秘書でもびっくりするんですけど。私底辺並みのスキルなんですよ?この会社だって色々な会社転々としてやっと入れた会社なのに。」
[ふふふ。大丈夫よ。貴方はあんなクソみたいな連中よりも優れているわ。だから謙遜しないで。]
○「…ありがとうございます!」
[ふふ。良いのよ。]
○「あ、そういえばお連れ様がどうとか言ってましたよね?それってどなt」
?『俺の事か?』
久しぶりに聞く、大嫌いで大好きな声この声は一人しかいない。
○「玲王君…?」
玲「久しぶりだな!○○!!」
[勝手に入ってこないでくださいよ。○○さんが驚いているじゃないですか。]
玲『はははッ!いいだろ!それより○○ッ!今日夜空いてるか?』
○「空いてるけど…」
玲『おっけ!じゃあ20:30にいつもの場所で!』
○「えっでも20時は残業が…」
[残業はもうこの会社はないのよ。次の日までの仕事が残ってる場合皆で手分けしてやることになっているの。だから、社員の残業はまずもって無いわもちろん秘書も。必ずみんな定時で帰ることになったのよ。]
○「そうなんですか。」
玲「…やっぱせっかく来たのに置いて帰りたくねーな。社長ッ!○○連れてくな!」
○「えッちょ、仕事は?」
[大丈夫よ。今日の仕事はないから。]
○「ありがとうございます!!」
[ありがとうはこっちのセリフよ…]
続きは明日 明日はsex表現出てきます