あてんしょん
みどりくん愛され気味です
キャラ崩壊がすごい
文才の欠片もありません
今回から運営メンバーがチラホラ出てきますけどしばらく敬語とかよそよそしい感じです。
⚠⚠⚠
これは作者の妄想で実際の人物とはなんのご関係もありません。
似てるお話があってもパクリではありません。
もしパクリに見えるような表現がありましたら報告していただければ改めます。
…
そんなこんなで夕飯が終わった。未だに姿が見えないコンタミさんの分は冷蔵庫に保存し、他の食器はレウクラウドさんと俺でキッチンに持っていった。
「…さてと、そんじゃあやりますかねぇ〜」
「おいばど、俺に勝てるとでも思ってんの」
「上等や、負けへんぞ」
レウクラウドさんと一緒にリビングに帰ると2人がテーブルを挟んで睨み合っていた。
喧嘩でもしたのだろうか、右手拳にして後ろに引いて殴る直前のようなポーズをした。今から殴り合いでもするのかとヒヤヒヤしながら2人の行方を見守った。そして、2人は同時に掛け声を発した。
「最初はグーッ!じゃんけんッッ____」
「パーッ!」
「チョキッ!」
一瞬思考が停止した。しばらくして脳が正常に回りだしたとき、やっと2人がじゃんけんしてることに気がついた。いや、なんで今?そんな疑問が脳裏を通り過ぎたが、レウクラウドさんが教えてくれた。
「今ね、どっちが洗い物をするか決めてるんだ。昨日は俺で、一昨日はコンちゃんだったから今日は2人のどっちかなんだよね。w、でも結局明日にはやらなきゃいけないのに…、面白いよね、w」
その言葉に相槌を打とうとした瞬間、悔しそうな声が耳に届いた。
「あ゛〜…ッ、クソッ、らっだぁなんでこういうときだけ強いんやしッ…」
きょーさんは自分の手のひらを見つめて、悔しそうにらっだぁさんを睨んだ。
「へへ、まっ実力ですよね〜」
悔しがるきょーさんに、(^ら^)という顔でチョキを突き出した。
「クッソ…、今度らっだぁだけ省いてスキー行くか…、」
「ごめんてッ!みんなで行こ…?」
さっきの煽り顔はどこへいったのか、若干泣きそうにになりながら両手をこすり合わせて謝った。きょーさんはそんならっだぁさんの肩に手をおいて笑顔で言った。
「煙草20、毎度あり〜w」
それを聞いたらっだぁさんはうわぁぁああ、と悲鳴にも似た叫び声を上げながら地面にうずくまった。俺にはその言葉の意味がわからなかったから、ずっと隣りにいるレウクラウドさんに尋ねると乾いた笑顔で答えた。
「煙草20箱奢れよ、ってこと。煙草一箱が500、600だから20箱だと大体1万くらい…、」
1万という額を聞いて驚いて思わずきょーさんのほうを見た。新しいおもちゃを買ってもらう約束をした子どものような無邪気な笑顔を浮かべていてなんとも言えない気持ちになった。心のなかでらっだぁさん…どんまい、とだけ言っておいた。
「…じゃあ、みどりくんの部屋決めようか…、」
煙草の出費がよほど辛いのか覇気のない声でそう言った。そんならっだぁさんを慰めるようにレウクラウドさんが声をかけた。
「ま、まぁ最近銀行強盗して儲かったじゃん!まだまだお金は余ってるでしょ?」
「あ…え、えっと、怒らないで聞いてね…?そのお金…、我々だの奴らとの賭けに使ってボロ負けしたんだよね、…てへっ(^ら-)」
「え、」
「は?」
案の定長い長いお説教が始まった。らっだぁさんが2人から怒られてる中今更だけど現状把握を始めた。
この組織って具体的にどんな事するんだろう…、さっき銀行強盗とか言ってたけど…。生死に関わったりするのかな…、まあ正直その可能性が高いケド…。しかも、さっき言ってた“我々だ“って同業者の人たちなのかな…?賭けとか言ってたからそういう組織なんだろうな…。俺はどんな役職なんだろう…、
「…くん、…どりく…」
戦うとか筋肉全くないし運動音痴だし無理なんだけど…ッ!?
「ねぇってば!!」
考え事に夢中になっていると、急に大きな声で呼びかけられた。声のする上を向くとらっだぁさんがこっちを覗き込んでいた。
「ッナ、なんデスカ…?」
「良かった、意識あった…目開けたまま気絶してるのかと…」
「あ、今からみどりくんの部屋に案内するね」
いつの間にか説教は終わっていたらしい。その割にらっだぁさんは落ち込んでる様子もないし、2人もなんだか諦めたような表情をしてるからこんな事があっても反省しないんだろうなって察した。
らっだぁさんに着いていくと2階に案内された。2階は横一列に5部屋が並んでいてその反対側にはクローゼットと物置の部屋のようなものが同じく5部屋並んであった。
「この1人部屋は大きさはそこまで大きくはないけど改造したいとか希望があったらいつでも言ってね、荷物は部屋においてもらっていいよ。服は今着てる分だけだよね、ベットとかも揃えないといけないから明日買い物に行こうね。服は1番身長が近いきょーさんに貸してもらって今日は布団を出すから布団で寝てね。ここまでで質問はある?」
部屋のことで気になっていたことを全て言われたから質問することがなくなってしまった。だからふと気になったことを聞いてみた。
「ナンデちょうど1部屋ダケ余ってたんデスカ?」
「あー、この部屋には元々“近海の鯖“っていう人が住んでたんだけど、セキュリティーをもっと強くするために最適な物を整備した近海の鯖さん専用の拠点みたいなのを作ったんだけど、わざわざ移動するのも面倒だからそこで過ごしたいってそっちに住むことにしたんだよね」
「ちょうどそのタイミングでみどりくんが来たからナイスタイミングだったよ!」
「他に質問は…ないね!じゃあ部屋に入って机とかあるから荷物を良い感じに片付けたらまた下に降りてきてね!」
そうとは言われても荷物なんて特にないからすぐに入れ終わった。
「ン〜…、良い感じに収納デキタし、もう下降りよ…」
そう思って締め切ったドアを開けた。開けたつもりだった。
「アレ、開かナイ…」
ぐっと軽く力を入れて押しても開かないのだ。もしかして、らっだぁさんに外から鍵を…掛けられたわけ無いか、そもそも鍵は内側だし…。
じゃあ、なんで…?
「ん、ぅ…」
ドアの近くから呻くような声がした。恐らく、ドアの近くに寝転んでいるからドアが開かないのだろう。ドアの開かない原因がわかって、部屋から出るために体重をかけてドアを力いっぱい押した。
すると、ドアが小さく開いたためその隙間から這い出た。
「…誰ダロ、この人」
ドアの前で寝ていた人は3人の誰でもなく、顔になにかの口?のプリントがされた布面をつけたスーツの人だった。
「あ、アノ…大丈夫デスカ?」
その人の近くにしゃがんで揺さぶってみると目が覚めたようでホッとしたのも束の間、手首を強く掴まれた。
「わ゛ッ、なんデスカ、??」
「…けて、た、すけて…ぇ」
うまく聞き取れなくてその人の顔に耳を寄せると「助けて」という単語が聞き取れた。
「エッ、…アノ、大丈夫、大丈夫デスカ、?」
何があったのか、俺のことを知っているのか、ましてや誰かすらわからないけど、この家にいるんだから多分らっだぁさんたちの知り合いではあるだろう。
再度強く揺さぶるとまた目を覚ましたようで一言だけ言った。
「お腹、すいた…ぁ、」
その人のお腹からぐぅ~、とかわいらしい音が鳴った。その音でこの人は空腹で倒れてしまったということがわかった。いやならなんで夕食にを食べに来なかったんだ。
まあ色々疑問はあるけど、早くらっだぁさんたちに報告__
そこまで考えて気付いた。
手首を掴まれているかららっだぁさんたちに伝えに1階に降りることができないことに。
寝てるこの人に申し訳ないと思いつつ、力ずくで手を剥がそうとしてもびくともしない。しかも全く目を覚ます気配がない。快眠のようで良かった、けど…
「…はぁ…、よいしょッ…!う゛〜…ッ」
俺は(不本意ながら)覚悟を決めてこの人の腕を引っ張って1階に連れて行った。
︙
「コンちゃん?もう!癖になってるのはわかるけど、仕事のし過ぎで体調崩すなら…!」
「ご、ごめんよぉ…、だから仕事だけは……」
「…今回は見逃すけど、次はないからね!」
「ありがとぉ…レウさん、…」
どうやらこの人がコンタミさんらしい。2日ほど自室で引きこもって書類をしていたらご飯を食べていないことに気づいて、食べに行こうとしたらちょうど俺の部屋の手前で体に力が入らなくなって倒れ込んだらしい。もし俺が倒れてるのを見つけてなかったら危なかった、とコンタミさんに感謝された。まあ助けたのは不本意だけど…()
…現にこうやって死にかけてるのにまだ仕事をしようとしているコンタミさんに狂気を感じた。
「仕事はまた明日!今日は寝ようね〜」
「え〜…」
そうやってまだ納得してなさそうなコンタミさんを引っ張ってレウさんは2階に上がっていった。
「…よし、じゃあ俺等も寝るか」
「そうだね。みどりくんも今日は早く寝てね!明日この組織のことについて詳しく話し合わないといけないから」
「ワカッタ、」
「よし、じゃあおやすみ〜!」
そうやって2階の部屋の前でわかれて自分の部屋に入ると、多分きょーさんとらっだぁさんが敷いてくれた布団があった。俺は心のなかで感謝しながら眠りに落ちた。
…
登場人物
コンタミ
今回も【海ひつじめ〜か〜🐑】さんで作らせて頂きました!
※布面なかったです!触手めっちゃ再現度高くないですか!?褒めて((殴
身長:170cm(Yahoo知恵袋で低めって書いてたけどデマかも)
体重:61kg(低めだからちょっと体重減らした)
運動:★★★☆☆(まあまあ)
勉強:★★★★☆(医療関係の知識が豊富)
︙
結構投稿するの早いのでは?()
あの…皆さんに聞きたいんですけど、私が実況者のイラスト部屋みたいなの作ったら見てくれますか??
ちょっとコメントで答えてください、!
も、もしかしたらちょっとBL要素あるかも…、みたいな?
もし投稿し始めたら「下手くそ!!」とかでもいいんでコメントしてください…、お願いします…、!
この連載の総ハート数が1,083(現時点)になりました!!
みなさんありがとうございます!これからも頑張ります!!!!
コメント
16件
1話から一気読みしました!!最高です、、続き待ってます!!!
1話から全て読ませてもらいましたが 、好みが自分に刺さりまくりまして … 文章を書くのも 、(イラスト部屋を拝見させてもらいまして)絵を描くのも上手いなんで最高すぎじゃないすか … !! 続き楽しみにしております🙇♀️💗
ふわぁぁ…今回も神ってるわぁ…!!え、イラスト部屋作ったら1番に見に行く自信あるわ(^○^) イラスト部屋作ったら絶対見るよー!!