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K
のなな
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目を覚ます
誰もいない
在るのは死骸
それ以外には何にもない
地面は乾燥しひび割れ
木々は枯れ果て
全てが死んだような土地
そんな土地を守護ってる
先祖が何故こんな荒れ果てた土地を守護っていたのかは知らない
それでも私は守護る
それが役割だから
ある日男がこの土地へ来た
「君はこんなところで何をしてるんだ?良かったら俺と一緒に旅をしないか?」
開口一番それか…
「私はこの土地の番人だ…私は私の意思でここに居る」
「…」
何を黙っている
理由は話したんだ
潔く諦めろ
「そうかそうか、こんな土地のどこが良いのやら…こんな土地に独りで居座って何に成るんだ?良いから行こうぜ?なぁ嬢ちゃん」
こいつ…人の受け継いだものを馬鹿にした上に強引に連れてこうとするか
「黙れ、御前に興味は無い。さっさと失せろ」
「うるせぇぞガキ!下から接していれば調子にのりやがって!黙ってついてくりゃ良いんだよ!」
残念ながら抵抗する武器はない。諦めるしかないか…
せめてもの足掻きだ
「死んじまえクソ野郎」
「悪足掻きとはみっともねぇ…あ?何だこれ!クソ!離せ!」
何だこれは?
黒い手のようなものがやつを掴んでいる
「チッ!私もかよ」
私も捕まった
人を呪わば穴二つ
まぁクソ野郎を道連れならまだましか…
もっと女の子らしいことをしたかったな
悔いしかない人生だったよ
「え?」
離された?
何でだ?
まさかアイツも!
「クソ!何であのガキだけ逃げれてんだ!離せ!離せェェェェ…」
「中に引きずり込まれた…のか?」
大地のひび割れの中には何もない
何で私だけ離されたんだ?
今のは?
「アリガ トウ…コレ カラモ ヨロシク ネ!」
そうか
この子か
私がここに居る理由はこの子のためだったのか
ならば守護ろう
「朽ち果てるまで」