この作品はいかがでしたか?
201
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いえい
碧「」明良『』
BL注意 未成年喫煙はダメやで
「月、綺麗ですね」
まぁ意味なんてわかるわけが無い。壮大な過去があろうと所詮ガキだ。でもなんでだろうな。意味をわかって欲しいと思った自分がいるんだ。
『、、、へ?』
ほら、明良困ってんじゃん。
『なんで急に敬語なんだよ怖ぇよ』
「いやそこかい。」
『まぁでも確かにな。今日ガチで月でかくね?なんかの日なんじゃね?手届きそうだわ』
「───ぇ?」
『ん何か言っ───』
口と口が重なる。嬉しい。普通に届きそうってだけの意味でも俺が思っている意味でも届くだけで嬉しいんだよ。明良は驚いていた。けど、やっぱり明良は優しい。俺の背中にそっと手を置いてくれたはたから見たら恋人に見えるように。抱きしめながらキスをした。
『ん、っ』
「っ、はぁ」
謝らなきゃ。急にしたし。でもなんでだろうな。
「ッうっ───」
気がついたら泣き出してたんだよ。泣きたいのは明良のはずなのに。
「ご、めんっごめんッね、?」
『いいって。大丈夫だから。』
『まぁでも意味あり発言だったとはな。』
「たった一日だけで、こんなん気持ちわりぃよな。でもごめん俺、っ俺、お前に一目惚れしっ、しちゃった、。っ」
あの月明かりさえ入らない、なんとも汚い路地裏で、俺は恋をした。
『そーかよ。ゲイだったってことだろ?結局。』
やめて。その言葉出さないで。
??「ゲイ?今すぐそんな趣味やめなさい。あなたは天才なのよ?!」
あんな事思い出したくないから。
「、!や、やめて。ゲイっ、だけど、恋愛対象いっつも男だけど、叶わない恋ばっかしちゃうけど、責めないで、 っ、お願い。」
俺だってこんなんやだよ。でも好きになっちゃうんだ。
『泣くなって。責めてるわけじゃないから。』
『まぁ、いいんじゃね?別に。俺は迷惑じゃないし。さっきの月の話も、あの回答でよかったし。』
「───へ?」
『届くぞ。お前の気持ち!』
「っ、!」
その笑顔は暗い夜で、明るい月を浴びてとても輝いていた。
──────今なら手を伸ばせば届くかも。 あなたの気持ちが届きそうですよ。
おかえり〜今回の作品は泣ける感じになったけどどっちが受けか分からんくなってたよな。ゲイって言わないでって言ってた方が攻めです。んじゃば。
コメント
6件
最高すぎてニヤけが止まらん🙃🙃 こっそり写真でも撮りたi(((
ぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあ こんな展開になるなんて想像つかないやん!?!?!?この二人の見守り隊する。危害を食わさないように保護したい