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「ッ…、い、いや、別に悪くないよ、」
「ふーん」
「いッ…ぐぇぇ、ちょ、ぐ、ぐるじいッ…、」
「…ダウト、ねぇひば、今嘘ついたでしょ」
「…はぁ、、ッ…別に嘘ついてねぇよ、」
「じゃあなんで倒れたの?」
ッ…本当にこいつ、なんでこういう時だけ敏感なんだよ!あんなにいつもなにも考えて無さそうなのに!
「…普通に疲れてただけだわ、、」
「…そっか、」
「…!、分かったなら早く離して、痛いし」
「雲雀ってさぁ、いつもこのくらいの力なら振りほどけるよね?」
「…いや、、つかれ」
「さっきまでの時間、腕力必要だったっけ?足のステップの練習だけじゃなかったっけ」
「、、、」
「ねぇ雲雀?」
「う、るせぇ、別に大丈夫だって!離せって」
「…んはは、やっぱ全然力入ってないじゃんw」
「うぐぅ、、お、ぃ、、くるし、やめ」
「…えー、やだよ、だって嘘ついたひばが悪いじゃん、これは嘘ついた罰」
…やばい本当に苦しくなってきた、しかもこのままじゃ、こいつにばれちまう、
「…ぐぇ、おい、いい加減に、、」
…ガチャ
「…ただいまぁ~」
「少し遅れてしまいましたかね?、お昼買ってきましたよ、、って、なにやってんですか?」
「…んー、プロレス?、ってかちょうどお腹が空き初めてた所だったんだよ、ありがとう~」
そういいながら、あきらとせらおの方に走っていった
さっきまでとは違い、声のトーンも、喋り方も、いつもの奏斗のテンションに戻ってる、、
「…奏斗、ほどほどしてくださいね、」
「ん?、なにが?」
「…ひばり~、ここにおにぎり置いとくね」
「…、あ、うん!ありがと、!」
・・・・・
「…ってことがあったんだけどさぁw」
「なんでだよw」
…あのテンションのまま、 普通に話しかけてくる、、俺も他の二人に変に思われないようにいつも通り話してるけどさ、、、
「休憩時間終わりです!、それじゃあ続きやりますので準備してくださいね」
「「はーい」」
もうそんな時間たってたか、、でも休憩したおかげか体調が良くなった気がする、、
「よいしょ」
…さっきまで脱いでいた靴を履こうと靴ひもを結んでいた時、急に右肩が重くなった、なんだ?と思いながら右側を向いた
「…雲雀、レッスン終わったらさ、話したいことがあるから帰んないでね?」
「え?、なんで?」
「返事は?」
「…分かった、、、」
肩についた手は痛いくらい力んでいたし、、目は何を考えているか分からない、、まるで獣のようで怖かった、
「奏斗、雲雀もう始まるから早く行くよ」