肝臓に向けて🫶🏻
まぢおたおめ(だいぶ遅めのはぴば)
書き方変わりましたが愛してくだい
青赤
ご本人様とは関係ありません
「…また見てる」
放課後の教室、窓際の席で頬杖をついた、ら前の席のりうらをぼんやりと見つめていた。
りうらの赤みのある髪が夕陽に照らされて、名前の通り、朱色に染まっている。
(好きだなぁ、ほんと、ずっと前から)
誰にでも優しくて、明るくて、でもたまに無理して笑ってる顔も知ってる。
気づいたら、好きになってた。
でもりうらはいつも誰かに囲まれていて、俺が入る隙なんてないように見える。いや、無いという方が正しいのだろうか
「ねえまろ〜?今日も一緒に帰る?」
その声に、心臓が跳ねる。
「…うん」
そっけなく返したけど、本当はうれしくてしょうがなかった。
季節が何度か巡ったあと、決意して、りうら告白した。
「…好きだ」
「えっ」
突然の言葉にりうらは目を見開いた。でもすぐに、ふわっと笑って、
「そっか…なんだろ、うれしい。」
「実はりうらも、最近まろことばっかり考えてた」
心が、じんわりと熱くなった。
(夢みたいだ。両思いになれるなんて)
だけど――
両思いになってから、変わったのは、りうらの方だった。
「ね、まろ今誰と話してたの?」
「…え?ただのクラスの子」
「ふーん…」
視線は笑ってるのに、指先は袖をぎゅっと握ってる。
「まろって優しいから、すぐ他の子に笑いかけるよね」
「え、そんなこと――」
「やだな、りうらだけに笑ってほしいのに」
(……?)
戸惑った。こんなふうに笑うりうらは初めてだった。
それからのりうらは、どんどん変わっていった。
連絡は毎晩くる。返信が少し遅れると、心配したスタンプが連投される。
朝は必ず教室前で待っているし、誰かと話しているとすぐに間に入ってくる。
「まろって、モテるよね。でももう誰にも取られたくない。絶対」
ある日の放課後、手をつながれながら、りうらはぽつんとつぶやいた。
「俺、まろ好きって言ってくれたとき、正直まだ半分しか本気じゃなかったの。でも、今はもう…まろがいないとだめ。」
「ねえ、ずっとそばにいてくれる?」
その瞳には、まっすぐすぎる愛があった。
(…俺の方が、ずっと好きだったはずなのに)
気づけば、その熱に押されるように、ただ頷いていた。
「……うん、ずっと一緒にいるよ」
「まろ〜!こっち向いて?写真撮ろ〜!」
「また?…はいはい」
「ふふっ、やっぱまろが一番かっこいい〜だいすき〜〜♡」
そう言ってりうらが腕をぎゅっと絡ませてくる。
ふと、昔の自分を思い出した。
(片思いしてたころの俺に教えてあげたい。今、俺の彼女は……)
「……ちょっと愛が重いです」
「なに〜〜?いま聞こえたよ〜〜! もっと重くなってもいい?」
りうらの無邪気な笑顔に苦笑しながらも、
(……ま、いっか。幸せだし)
素直にそう思った。
コメント
2件
ヲレ今幸せだわ😻😻😻❤️❤️ おかしいよねこんなにてーてー作品が出来上がってしまうってうんうん可愛いめんへら赤さんめろめろのドンキーコングになっちゃう🙂↕️‼️ すきだわふつーにうんやばいよこれ 小説家目指せるがんばってね応援してる せーりちゃんでお腹痛すぎて笑えないけど内臓思い出してがんばるわだいすきあいちてるぴ早く連番しよう