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「はい、私がやりました。」
目の前の女は抑揚のない声で言った。
その不気味さに俺の足は無意識に女から遠ざかろうとしていた。
「なぜ、そのようなことをした?」
震えそうになる声を落ち着け続けて聞く。
「…あの子を奈落へ落としました。」
会話が噛み合わないのが不気味さを増す。
「殺害方法は聞いていない。殺害動機は?」
なんとか進めようとする
「・・・。」
反応しない。
「答えろ。」
「・・・。」
反応しない。
「お前、自分が何したのか本当に分かっt…」
「で?」
急に女が反応した。
「は?」
意味がわからなかった。
「だからなにか問題が?」
なんなんだこいつは…
「そんなのっ、あるに決まって!」
「だってみんなあの子嫌いでしょ?」
「っ!…」
俺は少し遅れてから気付いた。女は笑ってた。
その笑みを見て俺はやっと理解した。
目の前にいるのは人じゃない。
人の皮を被った、化け物だ。
化け物は、藍崎百合と名乗っていた。
初小説投稿なのですが、いかがだったでしょうか?
まだカスクオリティなのでアドバイス等コメントで教えて頂けると嬉しいです。
あ、小説連載中はるねくん出ない気がします…
おつみふ〜