TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する


「きんとき、なんかいつもと違う」


帰宅して早々、シャークんに指摘される。

少し戸惑うも、返事をする。


「そんなことないよ」


焦りながらもコートをハンガーに掛ける。


「…匂いでわかるんだからな?」


シャークんはきんときに近付き、首元を嗅いでくる。


「…バレた?」


バレてしまった。中々鋭いシャークん。


「なにしてたんだよ」


浮気でも疑っているのだろうか。

疑いをかけるような声だ。


「はい、これ」


後ろに隠していた紙袋をシャークんに差し出す。

シャークんは驚きながらも受け取り、中を見る。


「え…これ…香水?」


入っていたのは香水だった。

シンプルだがどこか甘い雰囲気を彷彿させるパッケージ。


「シャークんに合うの、探してた」


シャークんの頭を撫でながら、ほんのり手首に残るテスターの匂いを噛み締める。

短いのまとめ🎤🦈

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

107

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚