テラーノベル
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その剣は、燃えるみたいに光っていた。鼓動が速くなる。
触れてはいけない気もする。
でも、なぜか確信していた。
“これを取らなきゃ死ぬ”。
僕は震える手を伸ばした。
そして――
柄を握る。
ズァァァァァッ!!
瞬間、青白い光が水底から爆発した。
「――っ!?」
視界が真っ白になる。
頭の中へ、膨大な映像が流れ込んできた。
燃え落ちる村。
崩壊するエンドシティ。
空を覆う黒いドラゴン。
そして、あの巨大ウォーデンと戦う、誰かの姿。
星のように輝く剣を振るいながら、最後の瞬間、その人物は叫ぶ。
「ゲートを閉じろ!!」
直後――
ドクン。
剣が脈打った。
青い光が僕の腕に絡みつき、紋章のような模様を刻んでいく。
痛い。
だが同時に、力が流れ込んでくる。
水の流れ。
周囲の生命反応。
敵の位置。
全部わかる。
「使用者認証完了」
「星喰らいの剣《アステリア》、起動」
ギィン――。
剣を抜いた瞬間、水が真っ二つに裂けた。
「うわっ!?」
ウーパールーパーが嬉しそうに鳴く。
だが次の瞬間。
ドゴォォォン!!
水面が爆発した。
巨大な腕。
あの巨大ウォーデンが、地下湖へ直接飛び込んできたのだ。
赤黒い衝撃波で水底が吹き飛ぶ。
怪物の胸のコアが、ギラリと光る。
「星喰らいの剣を確認」
「最優先排除対象へ更新」
ウォーデンが、ゆっくりこちらへ手を伸ばした。
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