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心配だわー🥺嫉妬してるめめ怖いからなぁ🥺
渡辺side
俺はいち早く佐久間から話を聞いてあげたかった。
だから、手を引いて家に連れていこうとしたんだけど…
(佐久間)待ってッ…翔太…待ってッ…!
(翔太)…なに?
(佐久間)ほんとにいいのかな…?
佐久間はやっぱりまだ目黒の事が好きなんだ。
(渡辺)”アイツ”いるかもよ?
(佐久間)…ッ…!
佐久間は俺の家に来ることに抵抗があるのだろうか…
(渡辺)俺の家来るのいや?
(佐久間)違う!嫌じゃないッけど…
(渡辺)けど?
佐久間曰く、マネージャーにだけでも言っといた方がいいじゃないかと。
確かにな…
(渡辺)そうだな。ニコッ
(佐久間)うん…!
俺は佐久間のその笑顔を守りたいと思った。
マネージャーに一言言ってから俺の家に着いた。
(渡辺)適当に座ってて。
(佐久間)うん。
目黒に何されたのかちゃんと聞かないと。
(渡辺)なにがあった?目黒に何か言われた?
(佐久間)ううんッ…俺がッ…
佐久間がまた泣きそうな、我慢している辛い顔をしていた。
(渡辺)泣いていいよ。我慢すんな。
(佐久間)ッ…!うぅッ…俺がッ…たまたま前通ったらッ………
………
……
目黒は俺が思っていた以上に酷いことを”佐久間のいない所”で康二に愚痴っていた。
(翔太)は?そんなこと言ってたの?
(佐久間)うんッ…ヒック…ズビッ…
(翔太)佐久間はさ、まだ目黒のこと好きなんだよな?
俺は分かっていながらも聞いた。
もちろん返事は…
(佐久間)うんッ…
だよな。
なんでアイツなの?俺じゃ何が足りない?
俺なら佐久間のこと泣かせたりなんか絶対しない。
口だけならなんとでも言える。
でも口だけと思われても覆すほど佐久間のことを愛している。
アイツなんかより俺の方が…!
(渡辺)まぁ、とりあえずその涙と鼻水でめちゃくちゃな服洗ってやるよ。
(佐久間)え、いいよ。俺このまま帰るから。
(渡辺)1人にできない。
(佐久間)ぇ…?
俺は急いで誤魔化した。
(翔太)ッ…// だからその間風邪ひいたら困るから俺のベッド入っとけ。
(佐久間)ぁ、うん、わかった…。
(翔太)ほら、早く行け。
(佐久間)あ!翔太!ありがとう!ニコッ
(翔太)おうッ…//
あっっっっぶねぇー///
佐久間に俺の気持ちがバレる所だった…
洗濯をし終わったあと俺は不器用ながらに綺麗に畳んでベッドの棚に置いておいた。
その時目黒からLINEが来て、さっさと来いと言わんばかりにすぐ返信した。
すると…
ピンポーン
と、音がしたので開けると
(翔太)はーい
(目黒)佐久間くんはッ…!?
(翔太)ベッドで疲れて寝てるけど
(目黒)…はッ…?
嫌な予感がしたんだろうなぁー。
でもアンタにはそれくらいがお似合いだ。
佐久間を傷つけたこと一生後悔しろ。
(目黒)佐久間くんッ!帰るよ!
(佐久間)えっ?!
佐久間は何がなんだか分からない顔をしていた。
目黒に腕を引かれながら家を出ていってしまった。
(渡辺)はぁ、心配だなぁ…