こんにちは!カンヒュ好きです!
もみぢ🍁さんから、フラ日のリクエストを貰ったので、書いてみました!
思ってたんと違う….と思ったら、ちゅうちょなく、コメントしてください!
それでは、どうぞ!!
店の放送音や来店客の話声がザワザワと鳴り響く中、カツン カツンとヒールが床を踏む音がその場に鳴り響いた
「見てよあの人、めっちゃ美人」
「あっ本当だ!女優さんとかかな?」
そのヒール音を追うかのように、すれ違った来店客達がそう話した
皆の視線が集まる中、その美貌の持ち主は、ただ足を加速させ小走りに歩いて行くだけだった
🇫🇷(どうしましょう….)
日本ちゃんへの誕生日プレゼント、全然決まらない….!
日本ちゃんの好みが分かると思って、日本のお店へ来てみたけど、まったく分からないわ
考え事をしながら、宛も無く歩いていくと、男性用の物が揃ったショップを見つけた
ここなら分かるはず!と言わんばかりに大きく1歩を踏み出し、そのショップに入った
どの棚にも商品が綺麗に並べてあった流石日本ちゃん!と思いながら、棚に並べられている物を1つずつ眺めていくと、ネクタイ、腕時計、スーツ、ズボン、ハンカチ、
どれも日本自身が既に持っている物だった
🇫🇷「ここも駄目か….」
重い足取りで店を出て、傍にあったソファーに腰掛けた
国との関わりでこんなに悩む事なんて無かった
誕生日プレゼントなんて、宝石でも上げてれば皆喜んだから
でも、日本は違う
日本は、私に優しさをくれた
私の外見だけ見て寄ってくるハエ共がくれる100本のバラや、宝石よりも、日本から貰った1つの愛情の方がずっと価値のある物だった
その優しさを毎日途切れなく送ってくれる日本にお返しがしたかった
ただ、日本に喜んでもらいたい
日本の1番になりたい
こんなにも純粋に、他の人の幸せを願ったのは初めてかもしれない
🇫🇷「……..あ!」
🇫🇷「いい事思いついた🎵」
誕生日当日
🇯🇵「ふぅ….」
まさかこんなにプレゼントを貰えると思ってませんでした….
🇫🇷「日〜本ちゃん!」
🇯🇵「ふぇっ?!」
🇫🇷「ふふ、可愛い声ね」
🇯🇵「も、もぉ〜急に驚ろかせないで下さいよ!」
🇫🇷「ごーめん! それより、日本ちゃん誕生日おめでとう!」
🇯🇵「ありがとうございます!
私の誕生日、覚えてくださっていたのてすね、嬉しいです!」
🇫🇷「あったり前でしょ〜!
それより、はい、これ!私からのプレゼント」
🇯🇵「あっ!ありがとうございます」
🇯🇵「これは….手紙?」
🇫🇷「そう!読んでみて」
🇯🇵「はい、分かりました」
ぺラッ
封筒から手紙を出し、書いてある内容をじっと見つめた
すると….
ポロポロ
目から涙が溢れ出てきた
🇫🇷「!?いっいやだった?やっぱり物の方が….」
🇯🇵「いえっ違うんです」
🇯🇵「ただ、とても嬉しくて」
その手紙には、
にほんおめでとう
いつもありがとう
など、日本の事を褒める文章が沢山並んでいた
文字の大きさもバラバラで、何度も消しゴムで紙を擦った跡もあった
だが、1つ1つの文章に優しさが詰め込まれていて、読み返す度に嬉しさで胸が破裂しそうになる
涙を必死にぬぐい、赤くなった目を撫でながら、
🇯🇵「ありがとうございます….!どんな物よりも嬉しいです!」
と感謝の言葉を告げた
🇫🇷「それはよかった!けどね日本ちゃん」
🇫🇷「私は貴方から貰った物のお返しをしただけよ」
🇯🇵「お返し….?」
🇫🇷「そう、お返し!」
🇯🇵「えっ私フランスさんに手紙とか書きましたったけ」
🇫🇷「さぁどうだったかな?」
🇯🇵「えー教えてください!」
🇫🇷「どーしよっかなー?」
🇯🇵「ゔー」
その日だけ日本の笑顔は1度たりとも絶えなかったとか
終わり
いかがだったでしょうか!
今回ちょっと変な終わり方になってしまったので分かりにくかったらすみせん🙇🙇
個人的に、フランスはアニメキャラでいう、峰不二子ちゃんみたいな感じの性格で、日本にだけ優しいみたいな感じであってほしいと思ってほんの少し寄せさせて頂きました
リクエストは、いつでも受け付けるので、是非コメントしてください!
それでは!
コメント
9件
今日も今日とて、てぇてぇ過ぎます...ロマンチックな書き方憧れます!!
今回も素敵なお話でした✨ カンヒュ好きさんのフランスのイメージが私と一致しててびっくりしました笑 今回もやっぱり日本は可愛いですね💗