テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
プロ軸 / 結婚・同居 / 息子いる
夢主 → ナマエ 表記
息子 → ムスコ 表記
侑がとにかくうるさい
「なぁ、母さん!おれおっきくなったら、母さんとけっこんする〜」
突然のムスコからの愛の告白に、
「ええ〜!?ほんま?嬉しいわ〜。」
なんて笑ってたら。
バタン!!
「……………はぁ!?!?」
お風呂から出てきたのは、眉間にしわ寄せまくってる旦那・侑。
その表情はもう完全に【ムスコ=恋敵】認定されている。
「なぁムスコ…ちょっとええか?」
「ナマエは俺の嫁やからな! お前に渡す気1ミリもないからな。諦めろ!!」
「え〜〜!!!いやや〜〜〜!!!!」
「うっさいわ!!俺の方がナマエのこと愛しとるもん!!!!」
と、謎の取り合いをされるナマエ。
そのまま侑はナマエの腕をぐいっと引いて、 ムスコの目の前でぎゅ〜〜〜〜っと骨が砕けそうな勢いで抱きしめてくる。
「ナマエは俺の嫁やねんからな!! ムスコ、悪いけどほんまにナマエは渡さん。 はよ諦めろ!!!」
「ちょ、ちょっと侑くん、ムスコ泣きそうやから!落ち着いて!」
ナマエは2人に割って入って制止させようとするが、1度スイッチが入った彼はもう止められない。
「知らん!!こっちが泣きそうや!ほんまに嫌やもん!!」
その後、どっちがナマエに相応しいかを、腕相撲やら洗濯物を畳む速度やら、ナマエをキュンとさせられるのはどっちか…などで競い合って侑が圧勝。
「ほれ見ぃ!!やっぱナマエに相応しいのは俺や!!!」
ムスコは泣きじゃくって不機嫌になったものの、侑がどれだけ自分を愛してくれているかが分かって、少し心が暖かくなったナマエ。
でもムスコくんを泣かせたのは許さない。