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《タクシー》
※『』……自分 ¦「」……運転手
僕は夜遅くに会社に呼ばれた
こんな時間に呼びたされても
電車はもうないから
久しぶりにタクシーを使う事に
呼び出し
『すみませんこの住所までお願いします』
「分かりました」
これはその時の運転手との会話だ
自宅から会社へ
『あーー確かに』
「一昨日あたりにレストランで
刃物を持った男が暴れたらしく」
「うちの会社からも気をつけるように
言われてるんですよ」
「気がついても降ろしてから通報しろってね」
『何それ怖!』
「いやいや」
「幽霊を乗せるよりはましですよ」
「アイツら無賃乗車するし」
「事故を誘うしで」
「本当に大変なんですから」
『幽霊って本当にいるんだ…』
『ってこの車に乗せた事あるんですか!?』
「もうそんなのしょっちゅうですよ」
「週に1回は別の霊が乗ってきますね」
『幽霊って自分の特性を活かして
優雅に暮らしてるんですね』
『意外と人間味を感じる』
「そういえばさっきもそうでしたよ?」
『え、さっきって今日乗せたんですか?』
「そうですね」
「お客さんは霊感とか何も無い方ですか?」
『僕霊感とか全然ないですね』
「まぁそうでしょうね」
「だってあなたと入れ違いで
降りていきましたから」
『なにそれ僕幽霊とすれ違ったって事?』
『ある意味特別な体験だな…』
意味がわかった人はコメントで………
※ちな僕はギリギリわからん