「し、、……ん」
四季「(…こ、え?)」
「し…………くん」
四季「(、聞こえる?)」
「四季くん!」
四季「!」
スクッ
校長「おはよう よく寝れた?」
四季「!お、はよ だいぶゆっくりできた、(…めっちゃビビった 近くに人がいることなんて久しぶりだったからな…)」
校長「まあ、少しでも休めたならよかったよ(あの跳ね起きようだととても驚いたんだろうね、 何か関係してるのかな、)」
校長「じゃあ、人目につかないようにしながら部屋に向かおうか」
四季「おう」
校長「じゃあ、ここの部屋を使ってね」
四季「ありがとな」
校長「いいんだよ こっちが呼んだんだから あ、それと何かあったら隣の部屋においで」
四季「?隣の部屋、だれかいんの?」
校長「隣は、校長室だからね〜 僕が住んでる部屋があるよ」
四季「へぇ〜〜…え、そうなん???そんな近くにいていいの?」
校長「もちろんさ、情報の共有もしやすいからね」
四季「確かにな、じゃあよろしく頼むな」
校長「何か必要なものがあったらいつでも言ってね~」
四季「ん、わかった」
ガチャ
四季「………広くね? 明らかに大人が3人でも暮らせるだろ…」
四季「まあ、このぐらいの広さがあれば、鍛えることもできるな ありがたく使わせてもらうか」
そっから俺は、この部屋で過ごした
その生活をして、1週間後俺は、校長に呼ばれた
バン!
校長「びっくりした、来るの早いね」
四季「あ、ごめんなさい それで呼ばれたってことは、」
校長「うん 救援したほうがいいところがあってね そこの隊員だけじゃ大変そうだからね、 行ってくれるかい?」
四季「行くに決まってるだろ 手こずってる理由は?」
校長「桃太郎の人数が多いみたいでね、鬼機関は、人手不足だからなかなか終わることができないみたいでね」
四季「そういうことか、」
校長「うん それで場所なんだけど〜〜〜」
四季「〜〜?〜〜」
校長「〜〜〜 、〜」
四季「〜!〜〜〜〜」
校長「じゃあ、お願いね くれぐれも無理したらだめだからね」
四季「わかってんよ(無理しないでいいなら、だけど)」
バタン、
校長「…心配だね 」
四季「ここか、」
モブ隊長「君!ここは、関係者以外立ち入り禁止だよ」
四季「俺、要請が来たんで、来ました 話、来てないですか?」
モブ隊長「…あ!もしかして羅刹学園からの?」
四季「ですね」
モブ隊長「!?そうだったんだね ごめんね すぐに案内するよ 」
四季「ありがとございます」
モブ隊長「(…子供なのに感じる気配はまるでそう感じない、 この子は、一体何者なんだ?)」
モブ隊長「ここから先が桃たちと良く鉢合わせたり戦ったりするところであり、救出したい人たちがいる場所なんだ」
四季「…次、いつ来るとかわかりますか?」
モブ隊長「多分だけど、今日じゃないかな 桃たちは3日から4日後には、また来てるから」
四季「了解っす 皆さんにお願いがあるんですけど、」
モブ隊長「僕たちにできることなら何でも言って!」
四季「俺が桃の相手 1人で引き受けるんで、皆さんは、救助ができていない鬼の人たちを助けてほしいです 」
モブ隊長「!僕たちは、いいけど、それだと君が危険じゃないか!」
四季「大丈夫です 俺、こう見えても実践経験豊富なんで、 実際やったこともあります(前のループで…)」
モブ隊長「……、わかった 君を信用しよう けど、何かあったり無理だと思ったらすぐに言ってね? 絶対だよ?」
四季「はい わかりました(優しい人だな、この人のためにも、今日中に終わらそう)」
モブ隊員「隊長! 桃が来ました!!!!!」
モブ隊長「わかった すぐに向かう 四季くん、頼んだよ」
四季「コクリ」
モブ桃太郎1「ハッ!鬱陶しい鬼共! 今日でとっとと消え失せろ!」
一般鬼「(ッ、逃げ遅れてしまった、 見つからないように…)」
パキッ
!!!
モブ桃太郎2「!見つけたぞ!」
一般鬼「!(やばい! 逃げないと!)」
モブ桃太郎1「逃げれると思うなよ! 死ねぇ!」
ブン!
一般鬼「!(死、…)」
パン!
!!
四季「何の理由もなく、お前らに直接的に害を与えたわけでもねぇのに殺そうとしてんじゃねぇよ 」
モブ桃太郎1「はぁ?鬼なんて生きてていいわけねぇんだよ! 害でしかない!ガキが邪魔してんじゃねぇ!」
四季「…そう、(この桃太郎たちは、ほんとにそう思ってるんだな、わかりあえねぇな…)」
モブ桃太郎「そうだよ!わかったんならとっとと死んでろ(笑)!」
四季「… 鬼のお兄さん、今のうちに逃げてほしい」
一般鬼「!、君は?この人数じゃ、」
四季「大丈夫です このまままっすぐ行ったら鬼機関の人たちがいるで、そこまで走ってください
巻き込みたくないんで、そうしてほしいです」
一般鬼「すまない…頼んだ 気をつけてくれよ」
ダッ
モブ桃太郎2「!逃げたぞ!追え!」
四季「行かせるわけねぇだろ 」
バン!
モブ桃太郎1「!鬱陶しい! おい!こいつ先に片付けんぞ あの鬼は、後だ!」
モブ桃太郎たち「「「死ねぇぇ!!!」」」
四季「簡単にやられるわけにはいかねぇし、ほかのところにも行きてぇから、おとなしく殺られてろ」
バァァァァン!
モブ桃太郎たち「「ゴハッ!」」
バタッ、
モブ桃太郎「こんな、ガキにっ! クソが!鬼は居ていい存在じゃねぇんだよ!! 俺たち桃太郎が正義なんだよ! クソクソクソク、ソ、」
バタッ、
四季「…悪いな、殺さずに済むんなら、そうしたかった…(、他のところ行くか、)」
聞いてた通り、桃太郎の人数は、多かったけど、逃げ遅れた人たちを逃しながら戦うのは、俺にとったら特に苦でもなかった
けど、どの桃太郎も鬼を否定的な考えを持った人ばかりで結局どの桃太郎とも 話し合おうとしても分かり合えなかった
四季「、ほんとに俺何やってんだろ、、、とりあえず戻んねぇと、」
モブ隊長「!四季くん よかった無事だったんだね」
四季「来ていた桃太郎全員倒したので、とりあえずは大丈夫です」
モブ隊長「ほんとに助かったよ 怪我とかは?」
四季「してないので大丈夫です(さっき、腕を切られたような気がするけど、俺のために使うのはもったいねぇし)」
モブ隊長「?そう?」
四季「はい あと、俺がやることは?」
モブ隊長「ううん 君が相手してくれたおかげで救助に意識を向けることができたから けが人も出ていないしね」
四季「ならよかったです じゃあ俺、学園に戻ります」
モブ隊長「!もう行くの? ゆっくりしていったらどうだい?」
四季「いや、特に疲れてもないんで、大丈夫です 気持ち、ありがたくもらっておきます」
モブ隊長「そう、じゃあ気をつけね? ほんと、ありがとう」
四季「ありがとうございます じゃあ、」
テクテク
モブ隊長「(優しい子だった、けど、本心が見えづらかったな 何を思っているかがわからない あの子には、何が起こったのかな 素を出せるようになるといいね、)」
四季「羅刹到着っと、 あ、一応校長に帰ってきたこと報告しておくか、」
テクテクテクテク
四季「(なんか羅刹ついたら、疲れが出てきたな、夜遅いし、さっさと報告して休も、 急そぐか)」
シュッ、
?「ねぇ、今のみた、」
?「…見間違えだろう、」
?「そんなことないよね!何が?って聞かないから2人も分かってるんだよね!いきなり現れて直ぐ消えちゃったんだよ?? 」
?「うるせぇな ボリューム考えろや」
?「だって、まっすーもダノッチも見たでしょ! あんなのユウレ、」
「「それは、ねぇよ/ないな 」」
「そんな食い気味に答えなくてもいいでしょ!」
「あんな場所に人がいるわけないだろう…寝ぼけていたんだろう、忘れろ 俺は、部屋に戻る 」
「だな」
スタスタ
「え!ちょっと待ってよ! 置いていかないで! 怖いから〜!」
ガチャ
四季「校長、いる?」
校長「いるよ おかえり ひとまず帰ってきて安心したよ」
四季「別に、そんな心配しなくてもいいのに、」
校長「君の無鉄砲なところを知っているからね 心配なんだよ ケガとかすぐ隠しそうだし」
四季「ビクッ」
校長「…その反応、何か隠してるね?」
四季「…隠してねぇ、(たぶん…)」
四季「と、とりあえず報告しに来ただけだから、 じゃあ…」
ガシッ
校長「逃がすわけないよ?(^^)」
四季「…(力強くね?どっからその力出てんだよ、)」
校長「おとなしく吐いてたら?」
四季「……なんか右腕が痛いような気がする たぶんかすったのかな?」
校長「見せてみて、ある程度なら僕でも処理できるから」
四季「…おう」
校長「…四季くん、この怪我のかすり傷なのかな?」
四季「見た目より痛くなかったから、こんなザックリいってるってわかんなかったんだよ」
校長「…とりあえず、できることはするけど…しばらく安静ね?」
四季「!別に大丈夫だか、」
校長「ね?」
四季「…はい」
校長「はい、終わり じゃあ部屋でゆっくりしてね 絶対、安静にしておいてね?」
四季「わかったよ、、じゃあありがとな おやすみ」
バタッ、
校長「…(自分のことを全く気にしていない、あんなにザックリいっているのに、本人には自覚なし 繰り返しているせいなのかな? ほんと、もっと自分のことを大切に思ってほしいね…)」
校長「(それはそうと、四季くんが部屋に来る前に、京夜くんの悲鳴に近い声が聞こえたような…)」
更新遅れてごめんなさい…
展開をどうしようかと考えてたら、いつの間にか日にちが、経ってました
これからも頑張っていくので、これからも見てくれたら嬉しいです✨️
コメント
58件
四季くんが本心隠してるのとか、傷ついてんの自分であんまり気が付かないのとか泣く……😭😭 四季くん、もっと自分のこと大切にして欲しい、お願いだから🙏 続きも楽しみにしてるね!
四季くん自分を大切にしてッッ( ;˙꒳˙;) ムダ先たちにきづかれそう…?✨ 今回もめっちゃ面白かったです!!